単行本 46 ● 232ページ
ISBN:978-4-309-02241-3 ● Cコード:0095
発売日:2013.12.26
定価1,760円(本体1,600円)
×品切・重版未定
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テレビドラマは「キャラクタードラマ」という新フェーズに突入した! 最も刺激的な脚本家6人にスポットを当てる、気鋭の評論家によるネット以降の本格的テレビドラマ批評、ここに誕生!
●中森明夫氏推薦!(作家/アイドル評論家)
『あまちゃん』も『半沢直樹』もキャラクタードラマだった!
気鋭の批評家による目からウロコの画期的論考……
これを読まずしてエンタメの未来は語れない!!
●宇野常寛氏推薦!(批評家)
テレビドラマだからこそ描けるものがある。
僕たちはずっとそう信じてきた。
本書はそんな確信が書かせた「物語ること」をめぐる物語だ。──
【本書の内容】
これが、いま見るべきドラマの脚本家だ!
『銭ゲバ』の岡田惠和、『最高の離婚』の坂元裕二、『家政婦のミタ』の遊川和彦、『あまちゃん』の宮藤官九郎、『すいか』の木皿泉、『リーガルハイ』の古沢良太……最も刺激的なテレビドラマを作る6人の脚本家の作品を読み解きつつ、テレビドラマの文学的評価を高めた『岸辺のアルバム』や『北の国から』といった《文芸ドラマ》、八〇年代後半に若者の風俗を描き一世を風靡した《トレンディドラマ》に続く、新しいドラマの潮流を《キャラクタードラマ》という新概念で説き起こす。
岡田惠和氏、遊川和彦氏のスペシャル・インタビューも収録。
さらにカバー写真には、業界大注目「ミスiD2014グランプリ」蒼波純さんが登場!
なぜ「家政婦のミタ」は、「あまちゃん」は、「半沢直樹」は、ムーブメントになったのか……この一冊ですべてが判明する。インターネット時代の本格的テレビドラマ評論、ついに誕生! -
はじめに テレビドラマとは何か。
第1章 岡田惠和 人間とキャラクターの間で。
岡田惠和インタビュー キャラクターへの責任について。
コラム1 ホームドラマ ホームドラマの戦後史
第2章 坂元裕二 トレンディドラマの申し子。
コラム2 トレンディドラマ トレンディドラマは終わらない
第3章 遊川和彦 愛を武器に戦っていく。
遊川和彦インタビュー 脚本家として戦うということ。
コラム3 キャラクタードラマ① 漫画/アニメ的な表現をテレビドラマはどう取り込んでいったのか
第4章 宮藤官九郎 フィクションで現実を上書きする。
コラム4 キャラクタードラマ② 役者の個性と、内面としてのキャラクター
第5章 木皿泉 老いとファンタジー。
コラム5 朝ドラ 朝ドラはなぜ、復活したのか
第6章 古沢良太 徹底した職人性と隠しきれない狂気。
コラム6 現実 テレビドラマは東日本大震災をどのように描いたのか
終章 インターネットとテレビドラマ
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