全集・シリーズ

エーエスディーアスペルガーショウコウグンエーディーエイチディーエルディージョセイノハッタツショウガイ

ASD(アスペルガー症候群)、ADHD、LD 女性の発達障害

女性の悩みと問題行動をサポートする本

宮尾 益知 監修

単行本 B5 ● 114ページ
ISBN:978-4-309-24798-4 ● Cコード:0047
発売日:2017.03.14

定価1,540円(本体1,400円)

○在庫あり

  • 見逃されることの多い女性の発達障害とは? 多く診察してきた監修者が、例を挙げながら女性が少しでも生きやすく、就職し、結婚し、子育てを行っていくための処方箋を1冊にした決定版。

    「同性の友だちができない」
    「面接になんども落ちた」
    「仕事が長続きしない」
    女性の発達障害は、大人になるまで気づかれないこともあるのです。

    これまで女性の発達障害は、男性の場合と比べてあまり注目されてきませんでした。女性の場合、発達障害の特性があっても幼児期から問題行動を起こすことが少なく、周囲から素直でおとなしい女の子と見られるケースが多いためだと考えられています。また、女性の発達障害の臨床例が過去に少なく、発達障害の基準が男性を対象にしていたことも関係していると思われます。しかし、男性と同じ割合で発達障害の女性は存在しています。しかも、成長とともに女性特有のさまざまな“生きづらさ”や“周囲とのズレ”を抱えている場合があります。

    特に成人して友人問題や恋愛、就職などのさまざまな問題に直面した時、上手に対応できずに悩み、苦しんでいる場合もあります。

    この本では多くの発達障害の子どもたちやそのお母さんの臨床例を多く持つ専門医、宮尾益知先生が監修し、発達障害/ASD(アスペルガー症候群)、ADHD、LDの女性を理解して家庭や職場での対応策や適切なサポートの方法をやさしく解説しています。

  • 第1章:周囲との「違和感」や「生きづらさ」を感じていませんか?
    第2章:女性のASD(アスペルガー症候群)、代表的な行動パターン
    第3章:女性のADHD、代表的な行動パターン
    第4章:成長とともに大きくなる、人間関係の悩みと対策
    第5章:就職・仕事の悩み―どんな仕事が向いているのかわからない
    第6章:診察室で診た発達障害の女性たち―宮尾益知の診察カルテ

著者

宮尾 益知 (ミヤオ マストモ)

東京生まれ。徳島大学医学部卒業、東京大学医学部小児科、自治医科大学小児科学教室、ハーバード大学神経科、国立成育医療研究センターこころの診療部発達心理科などを経て2014年にどんぐり発達クリニックを開院

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