シリーズ: 
  1. 文藝

雑誌

ブンゲイ2013トウキゴウ

文藝 2013年冬季号

第50回 文藝賞発表

雑誌 A5 ● 384ページ
発売日:2013.10.07

定価1,415円(本体1,286円)

×品切・重版未定

  • 【特集:文藝賞50回】[鼎談]綿矢りさ×青山七恵×柴崎友香、田村文、佐久間文子/【第50回文藝賞発表】/【小説】柴崎友香、宮内勝典、星野智幸、小林エリカ/【新連載】田中康夫

  • 第50回文藝賞発表
    〈受賞作発表〉
    【受賞作】
    桜井晴也
    世界泥棒

    【選評】
    角田光代・高橋源一郎・星野智幸・山田詠美
    受賞の言葉/選考経過
    第51回文藝賞応募規定

    〈特別企画〉
    【鼎談】
    青山七恵×柴崎友香×綿矢りさ
    小説になる——デビュー、そして書き続けること

    【論考】
    田村文
    時代と切り結ぶ文学——気鋭の作家の登場とその作品

    佐久間文子
    坂本一亀と文藝賞創設——編集長で読むサバイバル史 中篇

    文藝賞受賞者一覧 1962〜2013

       *  *  *

    【小説】
    柴崎友香 きょうのできごと、十年後
    飲み会に集まった男女のある一日を描いたデビュー作『きょうのできごと』。その十年後のある日、再び彼らが集まって…

    宮内勝典 ジャングル・ウーマン
    19年ぶりにジャングルから生還したという女性に会うため、わたしはカンボジアへ向かうのだが

    星野智幸 地球になりたかった男
    地下室(ガレージ)に暮らす森瀬を、ゲリラ豪雨が襲う!

    三並夏 あなたが必要
    大人になったのに、小さい頃よりももっと無力になった気分なのは何故

    【新連載】
    田中康夫 33年後のなんとなく、クリスタル
    1980年、既に“日本の夕暮れ”を予見したベストセラー「なんクリ」。今や50代になった主人公・由利たちの目に映る現代とは!? 著者17年ぶりの小説

    【連載完結】
    柳美里 Time After Time 最終回

    【連載】
    町田康 ギケイキ 第三回
    はは、生まれた瞬間からの逃亡、流浪。私の名は……町田節炸裂の新『義経記』

    【マンガ】
    小林エリカ ウルフ
    ヴァージニア、あなたの言葉をなぞろう。生きることを摑むために

    【連載】
    海外文学と日本文学のボーダーを越えた、全く新しい文芸時評
    鴻巣友季子×市川真人
    [文芸季評]国境なき文学団
    ——第11回 「祈り」と「宗教」

    生命と言葉の根源へと向かう新たなる思考
    若松英輔
    評論 愛(かな)しみの哲学
    ——第一章 「民」の悲しみ

    神山修一
    [書評カレンダー]あの日からのこと
    ——第9回 


    【BOOK REVIEW】
    保坂和志『未明の闘争』西川アサキ
    今村友紀『ジャックを殺せ、』斎藤環
    中村文則『去年の冬、きみと別れ』羽田圭介
    山下澄人『砂漠ダンス』鹿島田真希
    千葉雅也『動きすぎてはいけない』小泉義之
    中村隆之『カリブ−世界論』星埜守之

著者

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