- シリーズ:
雑誌
ブンゲイニセンニジュウサンネントウキゴウ
文藝 2023年冬季号
雑誌 A5 ● 536ページ
発売日:2023.10.06
定価1,540円(本体1,400円)
○在庫あり
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第60回文藝賞+短編部門受賞作発表/創刊90周年連続企画4:対談 山田詠美×宇佐見りん
【創刊90周年+第60回文藝賞発表記念企画】
◎特別対談
山田詠美×宇佐見りん「人間のややこしい部分をこそ、言葉に」
「ベッドタイムアイズ」で第22回文藝賞を受賞した山田詠美と、「かか」で第56回文藝賞を受賞した宇佐見りん。満を持しての豪華初対談!
◎特別再録
元「文藝」編集長 坂本一亀「「文藝」復刊まで 一九六〇年九月〜一九六一年十二月日記」
【文藝賞発表】
◎受賞作
小泉綾子「無敵の犬の夜」
◎優秀作
佐佐木陸 「解答者は走ってください」
図野象「おわりのそこみえ」
◎受賞の言葉
小泉綾子/佐佐木陸/図野象
◎選評
角田光代/島本理生/穂村弘/町田康
◎受賞記念対談
町田康×小泉綾子「無鉄砲さこそが愛おしい」
◎受賞記念インタビュー
佐佐木陸「フィクションの枠を飛び越えるスピードと怒り」
図野象「誰も知らない瞬間を書く」
【短篇部門】
◎受賞作
西野冬器「子宮の夢」
◎優秀作
才谷景「海を吸う」
◎受賞の言葉
西野冬器/才谷景
◎選評
柴崎友香/松田青子
◎受賞記念インタビュー
西野冬器「現実を解体し幻想で遊ぶ」
才谷景 「生身のまま死と生を行き来する」
◎選考経過
◎第61回文藝賞応募規定
【第60回文藝賞発表記念企画 特集 短篇を書く技術】
◎対談
小山田浩子×津村記久子「書く衝動をためらわない」
◎エッセイ 書くための3作
柴崎友香「書くことで存在する」
松田青子「読めば読むほどいい」
青山七恵「治らないうちに」
山崎ナオコーラ「なにが短篇小説だ」
町屋良平「短編小説はなにより自由だが、小説家はその自由こそが怖ろしい」
大前粟生「橋と摩天楼と発火」
◎論考
倉本さおり「要約できない物語たち――短篇小説の現況をめぐって」
【創作】
姫野カオルコ「はい、子供は純真で無邪気です」
【新連載】
皆川博子「ジンタルス RED AMBER 風配図II」
19世紀ロシア。若手詩人は中世バルトが舞台の小説を発表するが――ハンザの物語、新章開幕。
【短篇】
池澤夏樹「カフェ・エンゲルベッケンでハムザ・フェラダーが語ったこと」
滝口悠生「ロッテの高沢」
金子薫「独白する愛の犠牲獣」
【連載】
山内マリコ「マリリン・トールド・ミー 」【第5回】
絲山秋子「細長い場所」【第3回】第三の庭
千早茜「虎」【後篇】
古川日出男「京都という劇場で、パンデミックというオペラを観る」【第4回】
島本理生+岩崎渉「トランス」【第8回】
町田康「ギケイキ」【第42回】
山本貴光「文芸的事象クロニクル 2023年6月~8月」
この装幀がすごい!【第11回】
ゲスト 首藤凜/川名潤・佐藤亜沙美
【季評】
水上文「たったひとり、私だけの部屋で 物語とその役割 2023年7月~8月」
【書評】
佐藤究『幽玄F』【評】マライ・メントライン
中村文則『列』【評】大島育宙
安堂ホセ『迷彩色の男』【評】MOMENT JOON
ミシェル・ウエルベック 野崎歓・齋藤可津子・木内尭訳『滅ぼす』【評】樋口恭介
日比野コレコ『モモ100%』【評】向坂くじら
山下紘加『煩悩』【評】平岡直子
児玉雨子『##NAME##』【評】小川紗良
著者
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