河出書房新社
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日本文学
新文芸読本
性の文学 2 フレンチ・セックス・アピール
河出書房新社編集部 編
すべての文学作品は性的動機によって創られたという観点から、T・ゴーチエ、P・ルイス、F・ソレルス等の性を主題にした小説・評論・回想記などを集める。他にアリーナ・レイエス・インタヴュー等。
定価1,602円(本体1,456円)
×品切・重版未定
高橋鐵
100万部のベストセラー『あるす・あまとりあ』で戦後の性解放をリードした高橋鐵――。性解放の戦いに生涯を捧げた性科学者の知られざる素顔を、性資料・コレクションとともに紹介。
定価1,708円(本体1,553円)
寺山修司
俳句、短歌、詩から小説、映画、演劇まで各ジャンルで時代の寵児となり、めくるめくイメージの氾濫するなか、47歳の若さで壮絶な死をとげた多面体寺山修司の高まる人気の謎に迫る。
澁澤龍彦
全集編集委員による書き下ろし年譜エッセイ、インタヴュー「『滞欧日記』の真相」、ボツ原稿の本邦初公開や「中近東日記」の新収録など新原稿・新趣向満載のちょっと変った文芸読本。
南方熊楠
柳田國男、折口信夫と並び称される知の巨人、南方熊楠。真言密教から民俗学、さらには植物学や博物学に至るまでの全領域を、最新の研究成果をもとに探るはじめての文芸読本。
稲垣足穂
光のマントを翻し、過去と未来、地上と天界を自在に行き来し、ファンタジックな幻想のなかに多彩なオブジェを生みだした20世紀の魔術師。「ヰタ・マキニカリス」タルホの全貌に迫る。
性の文学
文学における性の追求はどこまで可能か。古今東西さまざまな試みが文芸の世界を彩ってきた。それら性文学の流れを追いながら、現代作家にみる性の描き方、表現の軌跡などを広く収録。
江戸川乱歩
知的な謎解き遊びを尊重し、怪奇幻想のロマン性を強調した数多くの名作を生み、わが国推理小説の開拓者であり、達成者、指導者として大きな功績を残した乱歩の人と作品の秘密に迫る。
柳田國男
北海道から沖縄まで日本の隅々までわけ入って、普通の民=常民の生活文化の豊かさを実証的に明らかにする日本固有の民俗学を確立した巨人の姿を多面的に照らしだす。
泉鏡花
異界の逢魔が時に跳梁する魑魅魍魎、美しい裸身をさらし、死によって美化され聖化される魔界の女。過剰と逸脱にみちた妖美・エロス・幻想・奇想の鏡花世界への誘い。
定価1,282円(本体1,165円)
萩原朔太郎
人生をまっすぐに、まぜものなしに歌いあげた詩人、ことばへの絶望がはじめて歌を可能にすることを知っていた近代最初の詩人、明治大正昭和を生きたモダンボーイに多面的に迫る。
与謝野晶子
人はふしぎ、歌はおもしろい。晶子は1901年に歌集「みだれ髪」で衝撃的にデビューした。またすぐれた女性論を書き、古典の口語訳業を残した。今世紀を飾った女性第一人者の丸ごと。
中原中也
長谷川泰子との恋、愛児の死、三十年の短い生涯と魂の詩を論じる文集。「生涯を自分自身であるという一事に賭けてしまった」(大岡昇平)詩人の生涯。
石川啄木
なき虫、生意気、怠け者。うそつき、甘ちゃん、借金王。詠んだ名歌もお涙頂戴式。啄木って青春時代のニキビのような存在ね、と言う前に本書をどうぞ。
三島由紀夫
どこまでが素顔なのか、どこからが仮面なのか? 昭和45年、45歳で突如その生をみずから断った天才作家の華麗にして劇的な作品と生涯を、恩師、友人、編集者、写真家、女優らが検証する。
宮沢賢治
妹の死に慟哭し、野原や山や星を歌った詩人、林や高原で風や雲が語ったはなしの記録者――?賢治。彼がのこしてくれた数かずの詩や物語、いまも銀河宇宙に散乱する魂についての24篇。
芥川龍之介
芥川の小説は何度読んでも面白い。話が面白いだけなら一度読めば十分なのに、なぜだろう。芥川に関するミニ情報とともに、不思議な言葉に満ちた絢爛たる文章世界に遊んでみよう。
夏目漱石
漱石の言葉ってすごくいまの言葉だし「坊っちゃん」の語りのリズムはハードボイルドそのものだ――。沢木耕太郎、橋本治、関川夏央をはじめとする現代的感覚で漱石文学の魅力をさぐる。
太宰治
青春の代名詞のような太宰治。彼の小説をたのしみ、彼の生き方をたどりながら、彼が問いかける愛と友情と正義、自由と恋と革命について考えてみよう。肉親から現代作家までの証言。
女流短歌
歌留多あそびとして親しまれている百人一首の明治以来のすぐれた評釈のなかから一首につき一篇を収録。ほかエッセイ、論争などを併せて収録した百首鑑賞のための最上の手引書。
定価1,079円(本体981円)