河出書房新社
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内海 隆一郎 (ウツミ リュウイチロウ)
1937年生まれ。岩手県出身。立教大学卒業。出版社勤務を経て作家に。1969年「雪洞にて」で文學界新人賞受賞。『蟹の町』『帰郷ツアー』『みんなの木かげ』『欅通りの人びと』など著書多数。2015年没。
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文庫・新書
だれもが子供だったころ
内海 隆一郎 著
布団の中で数えた天井の顔、子供だけで乗った新幹線、両親の喧嘩、父親の死――子供の目線で世界を捉える49の掌編集。日常を丁寧に描き、教科書や入試問題にも長年採用されてきた作家の名作を新装復刊。
定価891円(本体810円)
○在庫あり
日本文学
大づち小づち
荒れた心をもつ少年・中井剛、15歳。母のすすめで、いやいやながら川島工務店を訪ねる。そこは離婚した腕の良い父がかつて働いていた所だった。一人前の大工として成長していく過程を描く。
定価1,980円(本体1,800円)
×品切・重版未定
定価660円(本体600円)
島の少年
瀬戸内海に浮かぶ、貧しいが豊かな自然につつまれた小さな島で、父と離別、母と死別し、病気の祖父、万引癖の治らぬ妹と暮らす少年がひたむきに生きる姿を描出。
児童書
ものがたりうむ
山からの手紙
父と妹の交通事故での死。母はショックで入院。叔母の家に引き取られた和彦は、母に毎日手紙を書くが、癒されない。やがて叔父に陶芸を教えられ、犬のゲンとも仲良くなり哀しみを乗り越える。
定価1,045円(本体950円)