河出書房新社
河出の本を探す
佐藤 亜有子 (サトウ アユコ)
1969年岩手県生まれ。2013年に急逝。東京大学仏文科卒業。96年、『ボディ・レンタル』が第33回文藝賞優秀作。97年、「葡萄」が芥川賞候補に。著書に『生贄』『東京大学殺人事件』『媚薬』他、多数。
11件中 1~11件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
日本文学
ママン愛人
佐藤 亜有子 著
息子を失い、夫に支えられて生きる大学教師の京子。死んだ息子そっくりな学生に思いを告げられた彼女は、行き場のない究極の恋に身を引き裂かれる。急逝した『ボディ・レンタル』の作家による幻の遺作!
定価1,650円(本体1,500円)
×品切・重版未定
文庫・新書
東京大学殺人事件 愛の秘密結社
次々と殺害される東大出身のエリートたち。謎の名簿に名を連ねた彼らと、死んだ医学部教授の妻、娘の“秘められた関係”とは? 急逝した『ボディ・レンタル』の文藝賞作家が愛の狂気に迫る官能長篇!
定価1,045円(本体950円)
媚薬
伽羅の香りと着物の襞。パティシエの指が奏でる蜜と乳の味。ネイリストのバラの香りと私の爪……芳醇な媚薬のあいだに、たゆたい、溺れる私。人気作家が贈る魅惑的愛と官能の連作短篇集!
定価1,540円(本体1,400円)
抱いて、そしてそのまま殺して
律子は、暗殺のエージェンシーに自分自身の殺害を依頼。殺害方法、好みの暗殺者のタイプ等希望には応えてくれるが、男がいつ来るかだけは知らされなかった……傑作官能ホラー!
タブー 禁忌
殺人の容疑をかけられた警察庁局長夫人・優佳。謎のSM系ポルノフィルムに出演する優佳そっくりの女、背後に浮かびあがる血の呪縛と一族のタブーとは? 探偵・桂木圭太の事件ファイル2。
定価1,870円(本体1,700円)
生贄
彼女は十九歳で娼婦、あと半年でぜんぶ終わり、と言った……。手にした七つの鍵で扉を開く時、闇のむこうから彼女を引き寄せ、音楽に合わせてやさしく抱いたのは誰? 残酷な儀式へと誘う、官能的傑作!
定価550円(本体500円)
ボディ・レンタル
女子大生マヤはリクエストに応じて身体をレンタルし、契約を結べば顧客まかせのモノになりきる。あらゆる妄想を呑み込む空っぽの容器になることを夢見る彼女の禁断のファイル。第三十三回文藝賞優秀作。
×品切
東京大學殺人事件
三四郎池の畔で医学部教授が死んだ。その娘の背後にエリート達の愛の秘密結社が浮上する。無気力で憂鬱なジゴロ探偵・桂木圭太を挑発する狂気の愛の結末は? 文藝賞作家の長篇ミステリー!
首輪
飢えさせて、鎖でがんじがらめにして……「部屋」へやってくる男から与えられる苦痛と快楽とは? 『ボディ・レンタル』『生贄』に続く愛と服従の物語。芥川賞候補作「葡萄」を収録。
定価1,320円(本体1,200円)
彼女は19歳で、娼婦で、あと半年ですべてが終わると言った。7つの扉を開く度、闇の中で彼女を待ちうける官能の儀式とは? ベストセラー『ボディ・レンタル』の著者が贈る、受賞第一作!
私のカラダは誰のものでもない……。リクエストに応じて自らの身体を配達する女子大生マヤの遍歴を軽やかに描く、文藝賞選考史上に残る4時間の大激論のすえ決定した優秀作。
定価1,282円(本体1,165円)