河出書房新社
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杉森 久英 (スギモリ ヒサヒデ)
1912年石川県七尾市生まれ。東大国文科卒。「文藝」編集長を経て文筆生活に入る。『天才と狂人の間』で直木賞を受賞。『啄木の悲しき生涯』『苦悩の旗手太宰治』『近衛文麿』など著書多数。
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日本文学
戦後文壇覚え書
杉森 久英 著
昭和22年に河出書房へ入り、「文藝」編集長として活躍した著者の回想記。志賀直哉、太宰治、三島由紀夫、久保田万太郎、野間宏、武田秦淳など作家たちの姿、出版事情、出版人の動静を綴る。
定価2,640円(本体2,400円)
×品切・重版未定
天才横綱 輪島大士物語
同郷の天才横綱輪島の半生を、情熱を込めて描いた最期の傑作伝記小説。輪島少年が郷土の期待を受け、努力と天稟相俟ってめきめき頭角を表し、角界の頂点を極めるまでの半生が鮮やかに甦る。
定価2,200円(本体2,000円)
文庫・新書
天才と狂人の間
20歳で長編小説『地上』によってデビユーし、いちやく文壇の流行児となりながら、わずか数年で没落した男、自分を天才と信じこんだ島田清次郎の狂気にも似た生涯を克明に描く直木賞受賞の傑作伝記小説。
定価619円(本体563円)
近衛文麿 上
杉森 久英
五摂家筆頭華族の家に生まれ、太平洋戦争前夜の難局に首相に推された宿命の貴公子。その陰影にとむ生い立ちから、戦後、戦犯容疑での収監を拒み自決するまでの悲劇の生涯を描く毎日出版文化賞受賞の大作!
定価694円(本体631円)
近衛文麿 下
昭和の怪物たち
激動の昭和期を駆け抜けて行った、異色の風雲児たちの叛骨の生涯を、政界、実業界、学会、宗教界などを舞台に生き生きと描き出して、昭和史に新たな光をあてる――ノンフィクション文学界の巨匠の会心作!
定価556円(本体505円)
近衛文麿
五摂家筆頭華族の家に生まれた幼少年期からの人間形成と、太平洋戦争前夜の難局のなかで首相をつとめ、戦後、戦犯容疑での収監を拒んで自決した文人宰相の悲劇の生涯を描く伝記小説。
定価2,008円(本体1,825円)
小説 坂口安吾
太宰治と共に無頼の文士と呼ばれながら不滅の名著「堕落論」を著した安吾の49年の短い生涯を、同世代作家の活きた証言をもとに、その栄光と悲惨をいまに甦らせた評伝文学の傑作。
定価534円(本体485円)
苦悩の旗手 太宰治
私はこれまでいかに太宰治を知らなかったかをはじめて知った――太宰の生前、編集者として交渉をもち、生身の太宰に触れていた著者が、没後その作品を熟読し、取材を重ねて書き上げた太宰治評伝。
定価427円(本体388円)
夕陽将軍 小説・石原莞爾
五族協和、アジア民族の夢を託した満州国――しかし現実は理想と反対に進行する。東条英機に敵対し陸軍から追放された将軍石原莞爾の伝説的生涯を通し、太平洋戦争と日本の悲劇を描いた長篇ロングセラー!
定価641円(本体583円)