河出書房新社
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中野 美代子 (ナカノ ミヨコ)
1933年札幌生まれ。北海道大学名誉教授。中国文化史家。作家。著書に評論『カニバリズム論』『孫悟空の誕生』『仙界とポルノグラフィー』、小説『カスティリオーネの庭』『塔里木秘教考』、翻訳『西遊記』など。
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文庫・新書
契丹伝奇集
中野 美代子 著
変幻自在な暗殺者、宋と現代日本とを流転する耀変天目、滅びゆく王国の姿を見せぬ王と大伽藍、砂漠を彷徨う二人の男……中国・中央アジアを舞台に、当代きっての中国文化史家が織りなす傑作幻想小説集。
定価1,210円(本体1,100円)
○在庫あり
中国怪談集
中野 美代子/武田 雅哉 編
人肉食、ゾンビ、神童が書いた宇宙図鑑、中華マジックリアリズムの代表作、中国共産党の機関誌記事、そして『阿Q正伝』。怪談の概念を超越した、他に類を見ない圧倒的な奇書が遂に復刊!
定価1,100円(本体1,000円)
芸術・芸能
チャイナ・ヴィジュアル 中国エキゾティシズムの風景
西洋文化に触れた爛熟の中国に生まれた摩訶不思議のモノに隠された意味とは? 好奇心と解剖学的緻密さで絵画から庭園・建築・文字まで図像学的に読み解き、眼の快楽を追求する痛快エッセイ。
定価3,190円(本体2,900円)
×品切・重版未定
蜃気楼、砂漠、迷宮の都市――。広大な中央アジアを舞台に繰りひろげられる、時間と空間を超えた奇想天外な不思議の世界。古今東西の正史秘史に精通した、中国文化史家・中野美代子の初の幻想小説集。
定価898円(本体816円)
仙界とポルノグラフィー
中国の文学や博物誌を素材に、龍、洞窟、瓢箪の小宇宙、仏界の構造などをテーマにくりひろげる話題の数々。イメージがオブジェが連鎖し、円環する博識あふれるエッセイ集。奇想の博物誌。
〔世界怪談集〕
中野 美代子/武田 雅哉 訳
食人の記録から壮大なSF宇宙論、天安門事件の共産党声明文まで幅広く取り上げ、中国的感性の途方もない巨大さを丸ごとすくいあげた異色のアンソロジー。現実がフィクションを食いつくす中国の恐怖記録。
定価726円(本体660円)