河出書房新社
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南方 熊楠 (ミナカタ クマグス)
1867年和歌山市生まれ。博物学、仏教学、自然科学等をもとに独自の方法論を確立した、博覧強記の民俗学者・粘菌学者。おもな著書に、『十二支考』『南方閑話』『南方随筆』『燕石考』など。1941年没。
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文庫・新書
河出文庫 南方熊楠コレクション【全5巻】
南方マンダラ
南方 熊楠 著 中沢 新一 編
日本人の可能性の極限を拓いた巨人・南方熊楠。中沢新一による詳細な解題を手がかりに、その奥深い森へと分け入る《南方熊楠コレクション》第一弾は、熊楠の中心思想=南方マンダラを解き明かす。
定価1,320円(本体1,200円)
△3週間~
南方民俗学
近代人類学に対抗し、独力で切り拓いた野生の思考の奇蹟。ライバル柳田國男への書簡と「燕石考」などの論文を中心に、現代の構造人類学にも通ずる、地球的規模で輝きを増しはじめた具体の学をまとめる。
定価1,562円(本体1,420円)
○在庫あり
浄のセクソロジー
両性具有、同性愛、わい雑、エロティシズム――生命の根幹にかかわり、生成しつつある生命の状態に直結する「性」の不思議をあつかう熊楠セクソロジーの全貌を、岩田準一あて書簡を中心にまとめる。
動と不動のコスモロジー
アメリカ、ロンドン、那智と常に移動してやまない熊楠の人生の軌跡を、若き日の在米書簡やロンドン日記、さらには履歴書などによって浮き彫りにする。熊楠の生き様そのものがまさに彼自身の宇宙論なのだ。
森の思想
歴史・地理・民俗
池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 全30巻
南方熊楠/柳田國男/折口信夫/宮本常一
南方 熊楠/柳田 国男/折口 信夫/宮本 常一 著
熊楠「神社合祀に関する意見」、柳田「海上の道」、折口「死者の書」、宮本「生活の記録」など、卓越した知性と想像力で日本像を再構築した巨人たちの文業から、傑作29篇を精選収録。
定価3,190円(本体2,900円)
×品切・重版未定
南方熊楠、独白 熊楠自身の語る年代記
南方 熊楠 著 中瀬 喜陽 編著
熊楠の残したさまざまな文章を時代順、テーマ別に配列し、さらに新発見資料である中学時代の日記や詳細な補注、多数の貴重な写真図版を付した“彼自身”の言葉による決定版南方熊楠年譜。
定価2,136円(本体1,942円)
歿五十年を経て、巨大な風貌をあらわしはじめた南方熊楠。日本人の可能性の極限を拓いた巨人の中心思想=南方マンダラを解き明かす。中沢新一の書き下ろし解題を手がかりに熊楠の奥深い森に分け入る。