河出書房新社
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増田 みず子 (マスダ ミズコ)
1948年東京生まれ。「自由時間」で野間文芸新人賞。「シングル・セル」で泉鏡花賞受賞。他に「ふたつの春」など。
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児童書
ものがたりうむ
うちの庭に舟がきた
増田 みず子 著
東京0メートル地帯。台風があばれ人々の生活を苦しめた。産業が発達し工場から流される廃液で川が汚れ、魚がいなくなった。美しい川を夢見る、少女イズミの感動の物語。
定価1,046円(本体951円)
×品切・重版未定
日本文学
風草
誰よりも近くにいるはずなのに、心のなかについては何ひとつ知らない――わたしの家族。第二十回川端賞候補となった表題作ほか四篇。肉親への錯綜した思いをとらえる短篇集。
定価1,602円(本体1,456円)
空から来るもの
“体の中に他人がいる気がする――”季節の移ろいとともに、密やかな自己世界を彷徨う女性の静影を、幻想的に写し出す長篇連作小説。微妙に色調を変えていく女性の心理を細やかに描く。
定価1,708円(本体1,553円)
禁止空間
マンションの壁の内に映し出された現代人の聖域――求める愛は外部との隔絶にしか存在しないのか? 現代女流文学の最先端をいく著者による長篇小説。
定価1,324円(本体1,204円)
家の匂い
十八歳で家をとび出し、いま中年にさしかかった女が、自分の生れた古い宿場町を訪ね、父祖の墓を探し、憑かれたように先祖調べに熱中する――自己のルーツを求める会心の小説集。
定価1,430円(本体1,300円)