河出書房新社
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飯田 辰彦 (イイダ タツヒコ)
1950年、静岡生まれ。慶応大学文学部卒。ノンフィクション作家。著書に『有峰物語』『峠の村へ』『山に生きる』『神の小さな土地』ほか。
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ノンフィクション
匠たちの系譜 日本の地場産業と職人の今
飯田 辰彦 著
日本の地域文化を見つめて定評のノンフィクション作家が放つ渾身のルポルタージュ。西陣織の“綾”、おわら風の盆の祭りの“様式美”――ここにも匠たちの技が光っている。
定価2,200円(本体2,000円)
×品切・重版未定
現代仕事人列伝 神の手がものをい言う
高度経済成長の陰に忘れ去られた美しい日本の伝統と匠の技。名もなき職人たちの、確かなモノづくりの現場から浮かび上がる至芸の一品と〈心〉。利便性に毒される現代に警鐘を鳴らす21話。
定価1,980円(本体1,800円)
日本文学
人間ドキュメント
服部二柳伝説
68年正月、山形県鶴岡市。精神病院で、ひとりの不遇の画家が63歳の生涯を閉じた。名を服部二柳。将来を嘱望された天才画家。才能を完全燃焼させることはなく死した彼の人生を描出。
定価2,420円(本体2,200円)
山人の賦、今も 宮崎県椎葉村の暮らしと民俗
平家落人伝説の里、宮崎県椎葉村――悠久の時間の中を子孫たちが相和して営む焼畑耕作と狩猟の生活。押し寄せる開拓の波を拒絶し、自然の恵みを天の恩寵とする山人の暮らしを探る。
神の小さな土地
過疎化、高齢化、後継者不足――日本中〈同病相憐れむ〉の末期的症状だが、一方で地場の個性を全面に押立て、意気盛んな田舎もある。これは、神に祝福された“小さな土地”への応援歌!