河出書房新社
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中島 道子 (ナカジマ ミチコ)
福井県三国町に生まれる。主な著書「越前三国湊の俳人、遊女歌川」「怨念の絵師岩佐又兵衛」「濃姫と熈子」「天下の悪妻」他多数。
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日本文学
大笑面 仏を抱いた男
中島 道子 著
大笑面とは十一面観音菩薩像の後頭部に刻まれた仏面である。天正4年、近江国高月で一人の男が斬られた。崇高くも美しい十一面観音を抱いたという。果たして男は仏を冒したのであろうか|?|?。
定価2,090円(本体1,900円)
×品切・重版未定
天下の悪妻 越前藩主松平忠直夫人勝子
越前藩主・松平忠直との政略結婚、忠直ご乱行の果ての切支丹入信と改易。やがて離婚。武家社会の機構にあって、越前高田に女城主然と坐った勝子の生涯を精緻な時代考証で描く。
定価1,923円(本体1,748円)
濃姫と熈子 信長の妻と光秀の妻
織田信長の妻から明智光秀のもとに走る密使――。そして光秀は本能寺を目指した。天下をめぐる男の戦いの裏面に秘められた信長の妻濃姫と光秀の妻熈子が織りなす女の愛の葛藤。
怨念の絵師 岩佐又兵衛
信長に惨殺された摂津池田城主荒木村重一族にあって、唯一、生きながらえた又兵衛が見据えたものは――。自らの情念を描ききった「山中常磐物語絵巻」の作者岩佐又兵衛の実像に迫る。
定価1,980円(本体1,800円)