河出書房新社
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小川 国夫 (オガワ クニオ)
1908年静岡県藤枝市に生まれる。東京大学文学部中退後、フランスに留学、オートバイで地中海を巡った体験を小説にした『アポロンの島』が島尾敏雄の激賞を得て作家デビュー。『試みの岸』『彼の故郷』などで「内向の世代」を代表する作家と評される。86年『逸民』で川端賞、94年『悲しみの港』で伊東整文学賞、99年『ハシッシ・ギャング』で読売文学賞、2008年4月8日没。
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日本文学
イエス・キリストの生涯を読む
小川 国夫 著
数百回、聖書を読み続け、没年まで聖書=キリストと格闘し、文学創造の源泉とした著者が、はじめて老若男女に分かりやすく、独特の深い解釈をちりばめて書き下ろしたイエス伝の決定版。
定価1,540円(本体1,400円)
×品切・重版未定
精神のリレー 講演集
埴谷 雄高/島尾 敏雄/小川 国夫 著
埴谷雄高『死霊』全5章刊行と高橋和巳没後5周年を記念した、全国各地での講演を一冊に集成。埴谷氏の他、島尾敏雄・小川国夫・秋山駿・真継伸彦・小田実氏らの講演を収めた未来への発言。
定価2,200円(本体2,000円)
或る過程
大井川の陽光の下に育まれた幼年時代、文学に志しフランスに遊学した青春、そして「青銅時代」まで、清冽にして孤独な詩心がたどる魂の遍歴を昭和という時代を背景に描く。
定価1,430円(本体1,300円)