河出書房新社
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松永 美穂 (マツナガ ミホ)
愛知県生まれ。東京大学大学院博士課程満期退学。訳書に、ベルンハルト・シュリンク『朗読者』『逃げてゆく愛』、ジークフリート・レンツ『アルネの遺品』『遺失物管理所』、ラフィク・シャミ『夜の語り部』、ジェニー・エルペンベック『年老いた子どもの話』など。
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外国文学
その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか
アグラヤ・ヴェテラニー 著 松永 美穂 訳
ピエロの父、曲芸師の母、踊り子のわたし。祖国を逃れ放浪生活を送る、サーカス一家末娘の無垢の物語。39歳で非業の死を遂げた伝説の作家による自伝的傑作。シャミッソー賞・ベルリン芸術賞受賞。
定価2,750円(本体2,500円)
○在庫あり
幽霊コレクター
ユーディット・ヘルマン 著 松永 美穂 訳
決着の着かない旅路、老いた両親との新しい関係。友だちとの別れ。心の内で嵐のように起こる感情の渦を見事に切り取った短篇集。人生を少しずつ受け入れるようになったあなたへ贈ります。
定価1,980円(本体1,800円)
×品切・重版未定
Modern&Classic
夏の家、その後
都会で暮らす若者たちの浮遊感覚を繊細で軽やかな筆致でつづったドイツ新進作家のデビュー集。日常にふと顔をのぞかせる人生の深い淵を、鋭い観察眼を駆使しながらも慈しみをこめて描く。
定価1,760円(本体1,600円)
年老いた子どもの話
ジェニー・エルペンベック 著 松永 美穂 訳
ある朝バケツ一つだけを持って商店街に佇んでいるのを発見された女の子。14歳という自分の年齢以外何も語らず施設に入れられたが――リリカルな語り口で綴られる現代のピーターパンの孤独。
定価1,540円(本体1,400円)