クリスチャン・オステール (オステール,C)
1949年、パリ生まれ。パリ第4大学とパリ第7大学で学び、1972年に文学修士。書店勤務の後、推理小説を書き始め、1984年に『殺し屋の休息』で作家デビュー。1989年の『バレーボール』で純文学系の作家に転身。1998年の『オディールのいないところ』で注目され、1999年の『僕のアパルトマン』でメディシス賞を受賞。2001年刊行の『家政婦』が映画化されてからは一般にも知られるようになった。『待ち合わせ』は長編第10作。ブランド性の高いミニュイ社の中堅作家としてその地位を確かなものにしている。