河出書房新社
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2023.09.05更新
河出文庫9月6日発売です。*地域により発売日に差が生じることがございます。
文庫・新書
トルコ怪獣記
高野 秀行 著
トルコ東部ワン湖に棲む巨大生物ジャナワール、それは本物かフェイクか?目撃情報が多発する村に辿り着くと、イスラム復興主義やクルド問題に絡む陰謀が浮上し……。興奮と笑いが渦巻くノンフィクション。
定価990円(本体900円)
○在庫あり
化けもの 南町奉行所吟味方秘聞
藤田 芳康 著
窃盗の罪を犯したお絹は、白洲で裁きを受ける中で「ある化けものを殺したい」と漏らす。化けものの正体をめぐって難航する吟味の果てに、信じがたい驚愕の真相が明らかになり──。傑作時代小説、誕生!
定価858円(本体780円)
私、ホント食いしん坊なんです
高峰 秀子 著
大食いしん坊大女優・エッセイスト高峰秀子の、国内外の食べ歩き、食道楽の記録・随筆オリジナルアンソロジー。うまいものあるところどこまでも。例えばカレーの妙味は大らかな自由!
定価836円(本体760円)
資本主義と不自由
水野 和夫 著
世界経済は矛盾に満ちている。カネとモノ、エネルギーの寡占化が止まらない。やがて、資本主義は終わりを迎えていく。変容する帝国主義の形を西洋史の観点から解いた、水野和夫の講義録を文庫化。
植物誌
佐藤 達夫 著
人事院総裁を務める一方で、植物研究家として活躍した佐藤達夫。四季の草花への愛を一〇二点の繊細な絵と共に綴り、日本エッセイストクラブ賞を受賞した名随筆、待望の復刊!
末裔
絲山 秋子 著
帰宅すると鍵穴が消え、家を締め出された定年間際の公務員・富井省三。占師の予言、しゃべる犬、幻の七福神。次々訪れる不思議が、彼を鎌倉の亡き伯父宅へ導き……。中年男性の再出発を描く傑作。
小説紫式部
三枝 和子 著
物語の中ではどんな恋も生み出せる。世界的名作「源氏物語」の作者説のある香子=紫式部の想いをきめ細やかに描く歴史ロマン。NHK大河ドラマ「光る君へ」の主人公の生涯。
定価792円(本体720円)
フリアとシナリオライター
マリオ・バルガス=リョサ 著 野谷 文昭 訳
天才シナリオライターによる奇想天外な放送劇と、「僕」と叔母の恋。やがてライターの精神は変調を来し、虚実は混淆する……ノーベル文学賞作家の半自伝的スラップスティック青春コメディ。
定価1,650円(本体1,500円)