河出書房新社
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2025.07.08更新
河出文庫7月8日発売です。 *地域により発売日に差が生じることがございます。
文庫・新書
論理的思考による帰結です。阿比留警部の事件簿
中村 啓 著
「ぼくは数学が得意だったから、推理はできると思うんだ」――犯人はカリスマ企業家、女性代議士、そして……協調性ゼロのキャリア刑事とお目付け役の若手刑事のコンビが贈る、異色警察バディ小説の誕生!
定価935円(本体850円)
○在庫あり
針女
有吉 佐和子 著
東京・下町の針職人の一家にもらわれて育った清子は、一家の息子弘一への想いを秘め出征を見送る。しかし戦後復員した弘一はまるで人が違うほど性格が変わっていた。戦争の傷跡を見事に描いた傑作長編。
定価1,210円(本体1,100円)
旅する温泉漫画 かけ湯くん ありがとう温泉編
松本 英子 著
草津温泉のファスティング体験から湯河原、伊東、熱海、越後湯沢、別府と屈指の名湯を巡りいよいよ長年の憧れ「温泉津(ゆのつ)温泉」(島根)へ。魔性の温泉と出会いかけ湯くんの温泉愛がとまらない。
定価1,023円(本体930円)
私と街たち(ほぼ自伝)
吉本 ばなな 著
今だからこそ語れる子ども時代、デビュー当時、そして父の死――。東京の「街」に重なる記憶をめぐる自伝的エッセイ集。書き下ろし「二度と行けない場所たちへ」を新たに収録。
定価770円(本体700円)
虹いろ図書館のひなとゆん
櫻井 とりお 著
友達がいない小学4年生のひなと、世界中をめぐってきた不思議な少女ゆん。あっという間に仲良くなった二人だったけれど、ひなはゆんのある噂を聞いて――? 大人気「虹いろ図書館」文庫、第2弾!
定価968円(本体880円)
消えた春 特攻に散った投手 石丸進一
牛島 秀彦 著
名古屋軍(中日ドラゴンズ)の若きエースは、最後のキャッチ・ボールを終えると特攻機とともに南の雲の果てに散った。戦争に青春を奪われた、あまりに短い生涯を描く傑作ノンフィクション。新装版
定価990円(本体900円)
久生十蘭ラメール戦記
久生 十蘭 著
海軍報道班員として南方に派遣された体験に基づく、太平洋戦争に材をとった16の作品。「要務飛行」「海軍歩兵」「酒保」他、いずれ劣らぬジュラネスク色満載。初文庫化作品も多数収録。解説=川崎賢子