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[ カテゴリ:河出文庫 ]の検索結果
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人間が生まれながらに持つ「原罪」とは何か? 生と死の狭間で揺れ動く人々を描いたミステリアスな傑作15篇。『文豪ミステリ傑作選 太宰治集』を改題復刊。
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戦時下のヨーロッパ、芸人ピップは自由と平等を求めて、人並み外れた放屁の力を今日も放つ。ドラゴンも放つ。三馬鹿も宇宙で放つ。南海の島で放つ。奇才が放つ愛と感動と奇想の物語。
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17年前、ヴァネッサは教師と「秘密の恋」をした。しかし#MeTooムーブメントのさなか、歪められた記憶の闇から残酷な真相が浮かび上がる――。世界32か国で翻訳された震撼の心理サスペンス。
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「あれがもし恋愛でなかったならば、私の人生はなんだったというの?」──かつて「恋」をした教師が性的虐待で訴えられ、ヴァネッサは記憶を辿りはじめる。暗い暴力と痛ましい回復をめぐる、衝撃作。
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うーちゃん、19歳。母(かか)を救うため、ある無謀な祈りを胸に熊野へ。第56回文藝賞、第33回三島賞受賞。世代を超えたベストセラー『推し、燃ゆ』著者のデビュー作。書下し短編「三十一日」収録。
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小惑星探査機が採取してきたサンプルに含まれていた、人骨化石。その秘密の裏には、人類史上類を見ない、密室トリックがあった……! 巨匠・山田正紀がおくる長編SF。
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ある朝突如有名人になったK。夢のように一変した日々だったが、それは不気味な迷宮への入口だった…成功者の恍惚と不安を“ありのまま”書いて取扱注意の危険作!
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最果タヒが「食べる」を綴ったエッセイ集が文庫化! 「パフェはたべものの天才」「グッバイ小籠包」「ぼくの理想はカレーかラーメン」etc.+文庫版おまけ「最果タヒ的たべもの辞典(増補版)」収録。
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能楽をモチーフとした、著者最愛の作品集(「弱法師」「卒塔婆小町」「浮舟」を収録)。河出文庫版の新規あとがきも掲載。
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人生を変えるヒントは、目の前にある。大丈夫、有り難い、自由、覚悟、どっこいしょ…。毎日の暮らしに溶け込んだ意外な仏教由来の言葉を、生きる支えとなる禅僧の教えとともに80語紹介。
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夭折の天才作家・樋口一葉の名作が、現代語訳で甦る! 「たけくらべ」=松浦理英子、「やみ夜」=藤沢周、「うもれ木」=井辻朱美、「わかれ道」=阿部和重。現代文学を代表する作家たちによる決定版。
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豪華作家陣による現代語訳で、一葉の名作を味わいつくす。「にごりえ・この子・裏紫」=伊藤比呂美、「大つごもり・われから」=島田雅彦、「ゆく雲」=多和田葉子、「うつせみ」=角田光代。新装復刊。
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「美」について、「世の中」について、「暮し」について、「戦争」について――雑誌「暮しの手帖」創刊者が、物事の本質をつらぬく。時代を超えて、今こそ読み継がれるべき言葉たち。
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日本初の嫌韓女性総理が誕生し、ヘイトクライムが激化していくなか、立ち上がった一人の若者。彼と仲間が画策する禁断の「反攻」計画とは? 第42回野間文芸新人賞受賞作。
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映画「大河への道」の原作本。立川志の輔の新作落語「大河への道」からの文庫書き下ろし。伊能忠敬亡きあとの測量隊が地図を幕府に上呈するまでを描く悲喜劇の感動作!
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好き、それだけがすべてです――「きみは透明性」「わたしたちは永遠の裸」「宇宙以前」「きみ、孤独は孤独は孤独」。最果タヒがすべての少女に贈る、本当に本当の「生」の物語!
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漱石研究をリードしてきた名コンビが、難解とされる『文学論』を解きほぐすことから始め、『吾輩は猫である』から『明暗』まで14作品を取り上げて、漱石文学の豊潤な可能性を阿吽の呼吸で語りつくす。
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布団の中で数えた天井の顔、子供だけで乗った新幹線、両親の喧嘩、父親の死――子供の目線で世界を捉える49の掌編集。日常を丁寧に描き、教科書や入試問題にも長年採用されてきた作家の名作を新装復刊。
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死を恐れつつも死について知りたい我々のために、あの唯野教授による世界一わかりやすい講義が一度かぎりよみがえる。読まずに死ねない名著『存在と時間』超入門。これが教授の遺言だ!
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ヴィクの美しく奔放な妻メリンダは次々と愛人と関係を持つ。その一人が殺害されたとき、ヴィクは自分が殺したとデマを流す。そして生じる第二の殺人……傑作長編の改訳版。映画化原作。