単行本

ヴァギナジョセイキノブンカシ

ヴァギナ 女性器の文化史

キャサリン・ブラックリッジ

藤田 真利子

発行部数
5.2万部突破

単行本 46 ● 448ページ
ISBN:978-4-309-20453-6 ● Cコード:0022
発売日:2005.12.21

定価3,456円(本体3,200円)

○在庫あり

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  • ヴァギナ。女性器。私たち人間が皆すべて、産まれ出た場所。その神秘の場所・ヴァギナについて、歴史的・生物学的・医学的に様々なアプローチにより解き明かした決定版! 図版多数収録。

  • 序論 
    1 世界の起源――ヴァギナの民族文化史
    ギリシャ人はアナ・スロマイと名づけた/スカートをまくりあげる神話 / アフリカでのディスプレイとダンス / 触媒作用を持つヴァギナ / アナ・スロマイから「ご開帳」へ / アナ・スロマイ美術 / バウボの美女 / シーラ=ナ=ギグ / 魔を祓い、生殖力を与える / ヴィーナス像の陰部 / たくさんの女陰 / ヴァギナ崇拝 / 石に刻まれた女性器 / 神々しいヴァギナ / 創造的な三角形 / 復活させるヴァギナ / 神聖から神聖冒涜へ / 美術と建築に存在するヴァギナ / ヴァギナの覚醒
    2 性に関する言葉の歴史――ヴァギナの言語学
    鞘が剣を収めるように / ヴァギナの定義 / 子宮はいかにして角を手に入れたか / 雄ウシと子宮 / ヴァギナはペニスなのか / 女の子が男の子になるとき / 女性にも睾丸がある / 嚢か陰嚢か、卵巣か睾丸か / ヴァギナのルネサンス / 女性が二つのペニスを持つとき / 愛と性の言葉 / 東洋におけるヴァギナ / カントの言語学 / ヴァギナのイデオロギー
    3 ヴァギナの動物学・昆虫学 
    生殖器の難問 / きまぐれなヴァギナのデザイン / ヴァギナの真の機能 / ナンキンムシの新しい生殖器 / メスが交尾を支配する / 挿入すれば終わりではない / 男漁りをするメス  / 精液注入は必ずしも受精につながらない / 卵管障害コース / 精子を追いだす離れ業 / 積極的な卵子  / 女性器の巧妙な筋肉の働き / 頭のいいヴァギナ / 精子選別の仕組み / 種の保存とヴァギナ 
    4 イヴの秘密――ヴァギナの解剖学史
    コロンボはクリトリスを発見したか? / クリトリスの登場 / クリトリスの興亡 / 尊重か追放か / 女性生殖器切除 / 生殖の守護天使? / 女性器を尊重する社会 / 個性を持ったヴァギナ / 長い唇、短い唇 / サールトジエ・バートマンの物語 / 処女膜ヒステリー / 処女膜の役割  /  クリトリスはペニスの残存物ではない / 純粋に快楽のためのおもちゃ? / 生殖器を作る / 男性のクリトリス / 三位一体の外陰部 / クリトリスはなぜ重要なのか / クリトリスと生殖 / クリトリスの未来
    5 愛の液の世界 
    穴のなかに潜む怪物 / ヴァギナのスープ / 粘液の喜び / 酸っぱいヴァギナ / 精子ボディガードと追いだし係 / 読むヴァギナ / ヴァギナを測る / 驚くほどの形態の変化 / ヴァギナの筋肉にできること / ヴァギナの訓練と性の技術 / 性の心臓 / 会陰計測器 / 興奮したらどうなるのか / 快感が宿る場所 / ヴァギナ感覚についての腹の立つ疑問 / 女性の前立腺 / 男性器と女性器の違い / 液体の魅惑 / 女性が噴出させるとき / 女性の精液の問題 / 女性の治療と医者の倫理 / 女性はみな射精するのか? / 性交の体位と角度 / 精子を洗い流す
    6 匂える園 
    上の穴、下の穴 / 香りと官能 / 鼻と生殖器 / 鼻・生殖器医学の出現 / フェロモン / 女の子は砂糖と香料からできている? / ヴァギナの匂い / 女体という香箱 / 嗅いで味わう受胎能力 / 粘液の濃度 / 匂いの情報力 / 改良されたクリトリス? / 生理はうつるのか / 男性の匂い / 性交と魅惑のリズム / ハツカネズミの選択 / 鼻のいうことをききなさい
    7 オーガズムの働き 
    みんなのためのオーガズム / 女性のオーガズムは受胎に欠かせない / 健康のためのオーガズム。オーガズム産業の発展 / 「女性すべてが評価する補助用具」 / 医学的マッサージはいい、女性のマスターベーションは悪い / 生命の霊薬 / いちばんいいオーガズムを得られるのは誰か? / 快感が二倍だと厄介も二倍? / 性の吸血鬼 / 女性のオーガズムの定義 / オーガズムの身体反応 / オー(オオー、オオオー)嬢の物語 / オーガズム能力 / 多様なオーガズム / 迷走する快楽 / ヴァギナのESP / 動物とオーガズムについて / 動物はオーガズムを楽しんでいるのだろうか? / 女性のオーガズムの機能 / なぜ人間の排卵は完全に自然ではないのか / 地球が動くとき / オーガズムと精子 / セックスのふりつけ / 体内の求愛装置――ペニス / オーガズムの鎮痛効果 / 快楽原理 

著者

キャサリン・ブラックリッジ (ブラックリッジ,C)

1968年生まれ。科学博士号を取得後、科学医療ジャーナリストとして活躍。『Vの文化誌』が初めての著書。

藤田 真利子 (フジタ マリコ)

1951年生まれ。訳書にレヴァイン『青少年に有害!』(小社)、ヴィガレロ『強姦の歴史』ボナールほか『ペニスの文化史』(以上、作品社)など多数。共著に『男たらし論』(平凡社)がある。

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