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単行本

コフンカイドクコダイシノナゾニセマル

古墳解読 古代史の謎に迫る

邪馬台国のその後、浮かび上がる大王の実像――

武光 誠

単行本 新書 ● 224ページ
ISBN:978-4-309-22785-6 ● Cコード:0021
発売日:2019.08.27(予定)

予価842円(本体780円)

※未刊

  • 古墳を知れば、邪馬台国のその後や、伝説上の皇室の先祖にあたる大王や王族たちの姿が浮かび上がってくる。いま話題の「百舌鳥・古市古墳群」の成り立ちから古墳消失の謎もよくわかる!

  • 日本古代史の謎を古墳から解き明かす――はじめに


    一章
    そもそも古墳とは何か、どのように誕生したのか


    古墳は、祖霊信仰から生まれた「首長霊」を祭る場所
    古墳の性格は、ピラミッドではなく「神社」に近い
    古墳はもとは「古墳」と呼ばれていなかった
    なぜ、古墳といえば「前方後円墳」なのか
    前方後円墳という古墳の基本形が変わるとき
    古墳は「特別な墓」であり、「みんなの墓」でもあった
    「○○天皇陵古墳」と「○○古墳」とは何が違うのか
    古墳の役割は三度変わっている
    古墳の始まりと終わり

    二章
    大和朝廷の勢力拡大と前方後円墳の広がり


    中国の始皇帝陵を「古墳の原形」とする説は本当か
    支石墓、周溝墓をへて出現した「墳丘墓」
    弥生時代後期、墳丘墓は大きく発展した
    奈良の纒向石塚古墳は「最古の古墳」なのか
    最古の大型古墳「箸墓古墳」は、三輪山を祭った巫女の墓
    『魏志倭人伝』に記された卑弥呼の墓はどこにあるか
    箸墓古墳以降、古墳は「首長霊継承の場」になった
    前方後円墳の秩序に豪族たちを組み込んだ大王
    大和朝廷が主導した新たな古墳時代の始まり
    王家の発展と共に生まれた「おおやまと古墳集団」
    王家と結んだ物部氏がこだわった「前方後方墳」
    吉備、出雲にも大和風の古墳が広がる

    三章
    朝鮮諸国との外交が「古市古墳群」をつくらせた


    87基の古墳を擁する古市古墳群
    大和朝廷、朝鮮半島南端に勢力をのばす
    円筒埴輪の出現と奈良盆地での古墳の広まり
    古市古墳群の最初の古墳は、誰を葬ったものか
    古市古墳群に大王の墓はいくつあるのか
    古市古墳群の王墓に出現した「水鳥の埴輪」の謎
    誉田御廟山古墳が「応神天皇陵」と治定されたわけ
    古市古墳群の最後の大王墓は、誰を葬ったものか

    四章
    古市古墳群とは別に「百舌鳥古墳群」を営んだのは誰か


    日本最大の大山古墳を擁する百舌鳥古墳群
    なぜ古市古墳群と別に、百舌鳥古墳群が営まれたか
    外国人使者にみせるためにつくられた百舌鳥古墳群
    大山古墳に葬られた「二人の人物」とは
    大山古墳を築くのにかかったヒト・カネ・時間は?
    百舌鳥古墳群の終末期に築かれた古墳の被葬者は誰か
    古墳が語る5世紀の王家の歴史

    五章
    七世紀末、なぜ古墳は築かれなくなったのか


    「首長霊信仰の祭祀の場」から「貴人の墓」へ
    6世紀に、小型の古墳が広まった理由
    天皇の前方後円墳はいつまでつくられたか
    近年、明らかになった蘇我氏四代の古墳
    天武天皇は、なぜ藤原宮の近くに古墳を築かせたのか

著者

武光 誠 (タケミツ マコト)

1950年生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院博士課程修了。文学博士。専攻は日本古代史。歴史哲学、比較文化的視点を用いた幅広い観点から日本の思想、文化の研究に取り組んでいる。

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