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- 日経 ／ 全国学校図書館協議会選定図書
単行本 46変形 ● 352ページ
ISBN：978-4-309-22870-9 ● Cコード：0022
発売日：2022.11.21
定価3,960円（本体3,600円）
○在庫あり
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復活した超大国はどこへ向かうのか？ 明・清から列強の侵略、革命と内戦、毛沢東・鄧小平・習近平の時代までを詳述。西洋の視点、女性の活動、民衆の証言などから描き出す、通史の決定版！
明・清王朝、
帝国の終焉、
列強の侵略、
革命と内戦、
毛沢東・鄧小平・習近平の時代……
復活した超大国のゆくえ
西洋からの訪問者や、歴史の影に隠れた女性、
戦火や圧政を生き延びた民衆など、
これまで見過ごされてきた視点で刷新する、
かつてない通史！
「中国の物語ほど偉大な歴史ドラマがあるだろうか。それは中国の人々とその統治者たちが、安定した社会を築き、正義と秩序と美を紡ぎだそうとする努力の物語である。芸術、文学、詩を創造しようとする努力の、そして先祖から伝えられた悪魔や恩恵と格闘しながら人生の喜びを育もうとする努力の物語だ」（本文より）
［原題］The Story of China: A Portrait of a Civilisation and Its People（2020年刊） -
【目次】
第13章 明
戦乱の終結者・朱元璋
南京――「南の首都」
棠樾――村からの眺め
専制政治の再構築――「賦役黄冊」
永楽帝の即位――強化される専制政治
中国の大航海
「勇敢に行く……」
「快楽の混乱」――商業の発展
マテオ・リッチ
明の衰退
専制政治への抵抗
東林書院
第14章 明末
夜航船――明の旅と観光
好奇心の時代
中国の偉大な旅行家
辺境からの眺め――非漢民族に接して
最終局面――趙氏とともに
反乱――方一族の場合
伯母維儀――文化を守る女性たち
明の滅亡
劉夫人の物語
方以智の足跡を追って
第15章 大清――長い一八世紀
西湖夢尋
満洲人による復興
清帝国とより広い世界
康熙帝
聖諭
一八世紀の曹一族の物語
古き北京の街で
小説としての世界――作家と検閲
現実を映した物語――「良妻荀夫人」の場合
清の功績
異民族を待ちながら
第16章 アヘン戦争と太平天国の乱
マカートニー使節団
乾隆帝の退位
アヘン戦争
魏源――「富国強兵」
アヘン戦争中の農村部からの眺め
神の天の王国を築く――太平天国の大惨事
大いなる恐怖
破綻
中国文化への衝撃
第17章 中国の大革命――一九世紀後半－二〇世紀前半
同治中興――外国との文化交流の始まり
西洋へ派遣された最初の大使
近代化をめぐる議論
南部の小さな町
戊戌の変法
義和団の乱
頤和園の破壊
女性の視点――女性解放運動のルーツ
終焉前夜
南部の村
長沙の騒乱
中国を去る――アーサー・モウル
辛亥革命
第18章 変革の時代――共和制から毛沢東の時代へ
中国初の選挙――山西省赤橋村からの眺め
一九一九年五月――五四運動
上海――世界の大都市
一九二一年、共産党の結成
孫文の死
一九三〇年――農村からの眺め
革命
日本の侵攻――赤橋村からの眺め
古き北京の最後の風景
毛沢東――小さな町からの眺め
大飢饉――「五風」
プロレタリア文化大革命
チベット
毛沢東崇拝
第19章 新たな中国の台頭
鄧小平の復帰
改革開放
テレビに映し出された新時代
小崗――村からの眺め
転換期
中国の開放
民主化運動
一九八九年六月、天安門広場
中国の台頭――一九八九年－二〇二〇年
習近平時代
中国の夢は？
天命は書き換えられるのか？
おわりに
謝辞
訳者あとがき
参考文献
注
索引
著者
マイケル・ウッド (ウッド,マイケル)
イギリスの歴史家・映像作家。マンチェスター大学パブリックヒストリー教授。ロイヤル・ソサエティ・オブ・アーツなどのフェロー。100以上のドキュメンタリー作品を手がけ、高く評価される。
須川 綾子 (スガワ アヤコ)
翻訳家。東京外国語大学英米語学科卒業。訳書に、ピーター・フランコパン『シルクロード全史』、ジョージ・パッカー『綻びゆくアメリカ』、クリスティアン・ウォルマー 『世界鉄道史』（共訳）などがある。
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