河出書房新社
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川西 政明 (カワニシ マサアキ)
1941年大阪市生まれ。文芸評論家。小社編集者として『埴谷雄高作品集』『高橋和巳作品集』を世に出す。著書『わが幻の国』で平林たい子文学賞、『武田泰淳伝』で伊藤整文学賞受賞。他の著書に『謎解き「死霊」論』『文士と姦通』等がある。
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日本文学
大岡昇平 文学の軌跡
川西 政明 著
中原中也、小林秀雄らとの文学修業で鍛えられ、従軍、女性関係で磨かれた作家が、それらを糧にしていかに粘り強い散文精神を発揮し、戦後文学の極北的存在となったかを書き下ろす遺稿。
定価1,980円(本体1,800円)
×品切・重版未定
吉村昭
戦史小説、歴史小説、記録文学、純文学短篇で一時代を画した作家・吉村昭の初めての本格伝。本人126冊の著作、多岐に亘る関連文献に目を通し、吉村昭の手法で吉村文学を追跡する。
定価2,640円(本体2,400円)
定本 謎解き『死霊』論
長年にわたって埴谷雄高と親交深かった著者が『死霊』の全体を細部にわたって検証しながら、巨大なる謎にみちた世界的長篇の全体像をはじめてあきらかにした名著の増補・改訂版。
定価3,740円(本体3,400円)
評伝 埴谷雄高
20世紀文学・思想史に聳え立つ巨人の初の本格的評伝。父方の故郷相馬、母方の故郷鹿児島を実地踏査し、古文書を発掘。さまざまな新資料を解読し、埴谷雄高の源泉にさかのぼる渾身の大作。
定価3,300円(本体3,000円)
謎解き『死霊』論
20世紀世界文学史に屹立する埴谷雄高の大著を、戦後直ぐの初出誌にさかのぼって具体的にテキスト分析し、『死霊』に潜むさまざまな謎を明らかにする。数ある『死霊』論を超えた画期的名著。
定価2,670円(本体2,427円)