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トーマス・グラヴィニチ (グラヴィニチ,トーマス)

1972年オーストリアのグラーツに生まれる。5歳でチェスを始め、15歳では国内ジュニアNO2にランクされる。グラーツ大学中退。職を転々としたのち95年にフリーの作家に。98年『ドローへの愛』を発表。翌年英訳され、デイリー・テレグラフ紙により「1999年のベスト1」に推挙される。以後『スージー氏』『カメラ殺人犯』を発表。ドイツ推理小説賞受賞、エリアス・カネッティ奨励金給付など、各方面から期待の新人として注目を浴びている。

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ドローへの愛

外国文学

ドローへの愛

トーマス・グラヴィニチ 著 西川 賢一

第一次大戦前のウィーンを舞台に、引きわけに魅せられた挑戦者の内面を静謐なタッチで描く、ツヴァイク、ナボコフと並ぶチェス小説の傑作。デイリー・テレグラフ紙ベスト1!

  • 単行本 / 256頁
  • 2003.06.24発売
  • ISBN 978-4-309-20379-9

定価2,640円(本体2,400円)

×品切・重版未定

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