読者の声

マンガ哲学辞典

コミック(書籍扱い)

マンガテツガクジテン

マンガ哲学辞典

橋本 治

定価1,650円(本体1,500円)

この本に寄せられた“ 読者の声 ”です。

★2020.01.08   第0回「意味と無意味の大戦争」だけは、『広告批評』初出時に読んでいました。今回、本書の発売を知り、矢も楯もたまらず書店に走ったのは、当時の記憶(1983年)が脳裏をよぎったからでした。永江朗さんが解説でお書きになっている通り、哲学を、橋本治さんがゼロから考えてマンガにしたのが本書だ、と言っていいでしょう。。一冊通して読み、その難解さに呆然としてしまいましたが、131ページの「なんで僕はいつでもひとりぼっちなの」という吹き出しのコトバは、私自身の思いそのままです。「考えるだけでなく、感じろ」、もしかしたら橋本さんは、本書を通じて私たちにそう言っているのかもしれません。

静岡県 時かけファン さん 58歳 男性