読者の声 最新一覧

ご投稿いただいた最新の読者の声をご紹介しています。

投稿のしかた

エアヘッド! 売れっ子モデルになっちゃった!?

エアヘッド! 売れっ子モデルになっちゃった!?

 

メグ・キャボット 著 代田 亜香子 訳

★2013.01.03   女の子なら、読み始めたらはまってしまうこと間違えなしです!!
メグキャボットが大好きな私ですが、今まで読んだなかで一番面白かったです。
メグキャボット初体験の方でも、面白いと思いますよ!
女の子としての自信がつく一冊です。

ふる

ふる

 

西 加奈子 著

★2012.12.30   生きていること、出会うこと、覚えていること、忘れてしまうこと、女であること。そんなことがふわふわと漂う祝福された小説。「生きていること」への強烈な喜びがあったなぁ。そして、花しすの「優しくありたい」と「波風を立てたくない」という気持ち、それを「卑怯だ」と思う気持ちがわかる、わかる!現在と過去を行き来するお話運び、会社での同僚との会話も楽しかったです。

ふる

ふる

 

西 加奈子 著

★2012.12.24   誰にでも存在するであろう心の闇。それさえも共存していく『あたたかさ』が満載な物語だと思う。 読み終わるのがもったいなすぎる後半。 いろんな事を考えました。母とか、ばあちゃんとか。前を向いていく事の大切さを改めて教えてもらった気がします。

19歳の甲子園

19歳の甲子園

 

長島 康夫 著

★2012.12.22   甲子園野球ファンでなくても凄い!と思うでしょう。何十年ぶりかで良書と出会いました。終戦の混乱期に、北朝鮮で小学生だった著者が、家族が離散しつつ命からがら帰国し、2年遅れて小学3年生からやり直したため、高校3年になった時、19歳のため甲子園の出場資格がない危機を、周囲の恩人の尽力や高野連の理解により、出場を許可され、甲子園で抜群の大活躍!!! 地元や全国で熱狂の大喝采でした。北朝鮮から38度線を越える時の、生死を分けた場面がドキドキでした。この経験が、マウンドでどんなピンチになっても動じない度胸で切り抜けられたんです。極貧の小学生時代に、母親の牛乳配達を手伝って生計を立てましたが、店主から余った牛乳をたらふく飲ませてもらったことが、丈夫な身体に成長したとありました。牛乳屋さんの店主万歳!!!

ふる

ふる

 

西 加奈子 著

★2012.12.20   西先生の描く小説内の日常は、いつもどこか特徴的で、少し普通の範疇から外れたような世界に思える。今作「ふる」の主人公、花しすの勤める会社だって、AV制作会社だ。なかなかのイロモノである。
それなのにするすると読めて、しかもそれを普通じゃないと思わせる事無く物語の中にのめり込むことが出来るのは、花しすやその他の登場人物が、読み手のどこかに必ず当てはまるからだ。
誰にでもある弱さ、そしてそれを「ええねんで」と許容するおおらかさ、最後には全てを飲み込み成長することのできる可能性、そんな前向きな希望を内包した「ふる」という小説は、読後に温かくやわらかい気持ちと、少しだけさびしいような気持ちをもたらしてくれる。
それは自分より先に、花しすが何かを乗り越え、人として美しく成長したからなのかも知れない。

ふる

ふる

 

西 加奈子 著

★2012.12.13   この本に出会えたことが“奇跡”だと思えるほどたくさんの言葉がわたしに降ってきました。
忘れたくないことを忘れないようにしていくことは本当は忘れていくことなんだと花しすが教えてくれました。
たくさんの人と関わりながらわたしも前に進みたい。

ふる

ふる

 

西 加奈子 著

★2012.12.13   花しすの「忘れたくない」という感情にとても共感しました。人との関係とかその時の感情とか、記憶って思ってるよりずっと曖昧で、それを失うのが怖い。読むと何かがすっきりします。言葉では言い表せないけど、ふわふわしてて、でも少しすっきりする一冊。

意味の論理学 上

意味の論理学 上

 

ジル・ドゥルーズ 著 小泉 義之 訳

★2012.11.26   この書物の意義は他ならぬ出来事にある。それはフーコーが指摘したように西洋哲学がいままで大々的に取り上げていなかった存在を高々と持ち上げる勇気に満ちている。

白い血

白い血

 

真木 健一 著

★2012.11.14   暴力シーン、殴る、蹴るといった行為の中に秘められた心理描写には美しさと恐怖が入り交じり、酔わせるものがあった。実際の体験も踏まえてのことだろうと勝手な想像に身をゆだねもした。主人公と豊子が一瞬ではあるが結ばれたのはよかった思う。そのあと彼女を殺してしまう筆者のたくらみには、「なんで!」と叫んでしまう自分がいた。残酷な精神への興味が湧いた。もちろん小説の中での。

黄金の少年、エメラルドの少女

黄金の少年、エメラルドの少女

 

イーユン・リー 著 篠森 ゆりこ 訳

★2012.11.09   精緻な描写に織り交ぜられる、いったい何を言っているのだろうかと考えさせられる一文が、ひどく心をしめつける。

「どうして不幸そうなの」
「教えてよ、どうすれば幸せ?」
(本書収録の『優しさ』より)

と、ある人が主人公に問いかける。
この文を読んで、

『幸せが何かもわからないのに、どうふるまえば幸せなのかもわからないのに、だからこそ幸せではないのに、どうして、「教えてよ」、と訊かれなければならないのか。知っているのは、あなたのはずなのに』

と読者である私自身は思ったが、主人公はまた、全然異なる見解を示している。

この小説は、読者が疑問を覚える文に対して、すぐに答える場合と間をおいて答える場合と答えない場合がある。そこがこの小説の面白いところだ。揺らぎのある文体も好きだ。これからも読者の元に著者の作品の日本語訳を届けてくださることを切に願う。

遠い町から来た話

遠い町から来た話

 

ショーン・タン 著 岸本 佐知子 訳

★2012.10.30   心にふわりと灯りがともるような本。
この本が手元にあるだけで、しんどい時でも心にゆとりができて、幸せに少し近づける気がします。

裁判狂時代

裁判狂時代

 

阿曽山大噴火 著

★2012.10.05   裁判のことなんてほとんどわからないし、堅苦しそうだし、難しいと思っていた私ですが、この本を読んでかなり興味が湧いてきました。阿曽山大噴火さんのわかり易くかつとても面白い文章で一気に呼んでしまいました。私はアメリカ在住の者ですが、ふとこの本を英語訳でこっちで出版されたら結構売れるんじゃないかと思いました。

フェッセンデンの宇宙

フェッセンデンの宇宙

 

エドモンド・ハミルトン 著 中村 融 編訳

★2012.10.03   ハミルトンの短編はSF創始期に主にどんなテーマを扱っていたかというとても良い見本になる。科学的ディテールは時代とともに合わなくなったものもあるがテーマ自体は決して古びていない。夢の中と覚醒時の二つの人生を描いた「夢見る者の世界」は遠く異星の砂漠で敵を迎え撃つ王子と冴えない保険会社員を行ったり来たりする主人公がテーマだがハミルトンはヒロイックファンタジーで有名になった作家であるだけあってこれが結構読まされてしまったりする。表題作「フェッセンデンの宇宙」については初出版と改稿版を両方載せるというサービスもある。最初は科学者の冷徹さをもって観察していた語り手が宇宙をもてあそぶことに次第に耐えられなくなるのが改稿版で初出版では最初から否定的に振る舞っている。どちらが良いとは一概には言い難い。

イラストで読む レオナルド・ダ・ヴィンチ

イラストで読む レオナルド・ダ・ヴィンチ

 

杉全 美帆子 著

★2012.10.01   レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯を,幼少期,青年期,中年期,壮年期と時代ごとに整理されている.年代ごとのエピソードや,まわりとの交流関係などについても詳しく書かれており,生きた人間として,どのように活躍していたか生き生きと書かれている.この本をきっかけに,さらに関連書籍を読んでいくきっかけにもなる本だと思う.

もっと! 主婦のミシン

もっと! 主婦のミシン

 

種市 加津子 著

★2012.08.21   とても解りやすく解説されています。
テクニックガイドを参考にしながら縫うことが出来て良かったです。
3冊目を楽しみにしているミシンさんのファンです。

かまわぬの手ぬぐい使い方手帖

かまわぬの手ぬぐい使い方手帖

 

株式会社かまわぬ 制作協力

★2012.08.20   旅行先で購入したお気に入りの手ぬぐいで手ぬぐいトートを作りました。
簡単に出来てぶきっちょさんでも大丈夫。
旅行記念にしまっておくのはもったいない。
これで、デイリー利用はもちろん、
汚れても洗えるし、コンパクトになるし・・・
良いことづくめ。
浴衣姿にもぴったり。
早速、今週末の花火大会の時に浴衣を来て、この手ぬぐいトートを持っていきます。

クリスタル・ヴァリーに降りそそぐ灰

クリスタル・ヴァリーに降りそそぐ灰

 

今村 友紀 著

★2012.07.20   高校3年になって通うようになった図書館でこの本に出会いました。新刊のところで見つけてすぐ読んでみました。おもしろそうだという最初に感じたものは間違いではありませんでした。言葉の使い方とかすべてが独特で、世界観にすぐ引き込まれました。一度読み始めたら止まらなくなり一気に読み終えてしまいました。すっかり今村さんのファンです。次作が楽しみです。

エリック・カールのペーパークラフト

エリック・カールのペーパークラフト

 

エリック・カール 著

★2012.05.26   好きな作家さん+小さい頃、工作ブックが大好きだったので見つけたときは嬉しかったです。
飛び出すカードが一番気に入ってます(*´v`*)
どれもデザインが凝ってて嬉しいです。

難易度が違うものが入っているので、子どもがいたら兄弟、親子でも一緒に作れそうでいいですね。
サクサク進んだので、難易度が高いバージョンもあれば挑戦したいな~と思いました。
紙も丈夫で切りやすかったです。切り取り・折り線が片面にしかないのも、細かいけど嬉しかったです。完成品に線や番号が残るのは、子どもの頃から気になってるポイントだったり‥。

カラフルで可愛いものが作れて大満足です♪
レオ・レオニさんとか、他の作家さんでもシリーズで作って欲しいです!
可愛い本をありがとうございました(*´v`*)

古今亭志ん朝 大須演芸場 CDブック

古今亭志ん朝 大須演芸場 CDブック

 

河出書房新社 編

★2012.03.07   20代のころ、満員パンパンの大須演芸場で、「立ち見」で見たやわらかくあたたかい記憶。その追憶を追悼の気持ちをこめて、没後11年の今、まさか聴けるとは!!ヨロコビに震えながら、発売を待ってます!

きつねのつき

きつねのつき

 

北野 勇作 著

★2012.03.06   父と娘、仲むつまじく暮らす親子。三歳の春子は最近よく言葉をおぼえ、舌足らずながら色々なことを話してくる。語り手である私は、それがとてもうれしい。毎日が驚きと発見の日々だ。そんな二人の日常が淡々と描かれる。そして、そこに非日常的なものが侵食してくる。大きな災害の後に残された人々の日常を描いているらしい。その災害が何なのかは最後まで明確に語られない。主人公の私がそれにどういう風に関わったのかも、彼の妻がその時、どんな目にあったのかも詳細は明らかにされない。真相は闇の中だ。しかし、その事実があってそれを乗りこえた人々がいる。環境の変化、世界の変化、すべてを受け入れてなんとか生きていこうとしている人々がいる。それが主人公である私と彼の娘の春子を取りまく世界を描くことによってディティールを語らずとも直球で読者の胸に届いてくる。ほのぼのと不気味に。