単行本 B5変形 ● 288ページ
ISBN:978-4-309-22925-6 ● Cコード:0022
発売日:2025.11.27(予定)
予価4,290円(本体3,900円)
※未刊
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かつて栄え、戦乱、災害、気候変動など、さまざま理由で破壊され、放棄され、荒れ果てて廃墟となり、忘却の彼方に消えた古代都市。石に刻まれた人類の遺産が語る、歴史に耳を傾ける。
なぜ滅び、なぜ消えたのか。
どんな都市だったのか、誰が住んでいたのか、
大地に、石に、砂に刻まれた記憶が、今、甦る!
オリエント、アフリカ、古代イギリス、ヨーロッパ、中東まで、かつて繁栄を極め、やがて戦乱、異民族の侵入、自然災害、生活の変化、気候変動などにより廃墟と化し、過去に埋もれていった32の都市。
かつてその都市で何が起きたのか、地図、貴重図版とともに解き明かす。
歴史の謎とロマンに満ちたビジュアル本。
【本書の特長】
1:各都市の誕生から滅亡まで、歴史史料や遺跡などから解き明かす。
2:その都市でどのような生活が営まれていたか、臨場感ある文章で描く。
3:滅亡の理由を検証し、現代が抱える問題とも照合させた現代性。
4:各都市の地図を掲載し、周辺の状況の理解も高める。
【目次】
第1部 最古の都市
第2部 トロイアからローマまで
第3部 ローマ帝国領内
第4部 帝国の最果てとそれ以遠
【本書に登場する都市(一部)】
世界最古の都市「チャタルヒュユク」/帝国の首都「アッカド」/
ソドムとゴモラ伝説「ツォアル」/ミノア文明とともに消えた「ファイストス」/伝説は事実だった「トロイア」/ドラゴンの都「シュバリス」/すべて焼き払われた「ペルセポリス」/学問と哲学の中心地「キュレネ」/罪びとの都「バイアエ」/火山噴火で埋もれた「スタビアエ」/21世紀にも破壊された「パルミュラ」/忘れられた帝国の都市「ベタ・サマティ」/地下都市「デリンクユ」……他
著者
フィリップ・マティザック (マティザック,フィリップ)
古代ローマを専門とする著名な歴史学者。著書多数。邦訳に『失われた古代文明』『古代ローマ帝国旅行ガイド』『古代ローマ帝国軍事公式マニュアル』『古代ギリシア人の24時間』などがある。
安原 和見 (ヤスハラ カズミ)
翻訳家。東京大学文学部西洋史学科卒業。訳書に『B.C.1177』『これが見納め』『死に山』『銀河ヒッチハイクガイド』シリーズなど多数。邦訳されたマティザック作品の多くを訳している。
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