- 受賞
- 全国学校図書館協議会選定図書
単行本 46 ● 224ページ
ISBN:978-4-309-02519-3 ● Cコード:0093
発売日:2016.11.30
定価1,760円(本体1,600円)
×品切・重版未定
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〈明日〉を想像できるのか。目の前ではない、違う場所や時間、風景……35人の作家が創造する35の物語。明日を想像する人に向けた、掌篇小説アンソロジー。
【収録作品】
暁方ミセイ………「星林」
東浩紀……………「時よ止まれ」
天久聖一…………「恥ずかしい杭」
彩瀬まる…………「大自然」
絲山秋子…………「飛車と騾馬」
戌井昭人…………「肉まんと呼ばれた男」
海猫沢めろん……「呼吸」
蛭子能収…………「10年後は天国だったと思う」
円城塔……………「お返事が頂けなくなってから」
岡田利規…………「エリナ」
小山田浩子………「延長」
温又柔……………「線上の子どもたち」
角野栄子…………「さて……と」
木下古栗…………「死者の棲む森」
姜信子……………「ミッション インポッシブル」
小林紀晴…………「未来から、降り注いだもの。」
最果タヒ…………「愛はいかづち。」
しりあがり寿……「参上!! ミトッタマン」
壇蜜………………「ふたつの王国」
長嶋有……………「そういう歌」
中原昌也…………「芳子が持ってきたあの写真」
中村文則…………「洞窟の外」
野中柊……………「i?箱」
早助よう子………「ポイント・カード」
姫野カオルコ……「結婚十年目のとまどい」
日和聡子…………「ゆきおろし」
藤田貴大…………「コアラの袋詰め」
松井周……………「私のいる風景」
松田青子…………「履歴書」
森絵都……………「Dahlia」
山内マリコ………「ドレスを着た日」
山戸結希…………「君を得る」
雪舟えま…………「渡りに月の船」
横尾忠則…………「十年後のいま」
吉村萬壱…………「希望」
著者
東 浩紀 (アズマ ヒロキ)
1971年生まれ。作家、批評家。『存在論的、郵便的』でサントリー学芸賞、『クォンタム・ファミリーズ』で三島賞、『ゲンロン0 観光客の哲学』で毎日出版文化賞を受賞。『動物化するポストモダン』他。
絲山 秋子 (イトヤマ アキコ)
1966年東京都生まれ。「イッツ・オンリー・トーク」で文學界新人賞を受賞しデビュー。「袋小路の男」で川端賞、『海の仙人』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、「沖で待つ」で芥川賞、『薄情』で谷崎賞を受賞。
岡田 利規 (オカダ トシキ)
1973年生まれ。劇作家・小説家。97年、チェルフィッチュを結成。05年に『三月の5日間』で岸田戯曲賞受賞。07年に小説集『わたしたちに許された特別な時間の終わり』を発表し、大江健三郎賞受賞。
角野 栄子 (カドノ エイコ)
1935年、東京生まれ。70年、ブラジルでの体験をもとに作品を発表。代表作に『魔女の宅急便』、「アッチ、コッチ、ソッチのちいさなおばけ」シリーズ等多数。紫綬褒章、国際アンデルセン賞作家賞等受賞多数。
長嶋 有 (ナガシマ ユウ)
1972年生まれ。2001年「サイドカーに犬」で文學界新人賞を受賞しデビュー。02年「猛スピードで母は」で芥川賞、07年『夕子ちゃんの近道』で大江健三郎賞を受賞。著書に『問いのない答え』など。
中村 文則 (ナカムラ フミノリ)
1977年愛知県生まれ。2002年『銃』で新潮新人賞を受賞しデビュー。『遮光』で野間文芸新人賞、『土の中の子供』で芥川賞、『掏摸』で大江健三郎賞、『私の消滅』でドゥマゴ文学賞を受賞。著書多数。
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