河出書房新社
河出の本を探す
1510件中 1~20件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
日本文学
昨日の肉は今日の豆
皆川 博子 著 日下 三蔵 編
敗戦の喪失、感染症の混乱。反転する社会のなか、独り生き続ける人々が見つめるものは――。幻想、ミステリ、詩歌を自在に横断し、言葉と物語の極致へ。皆川博子最新短編集。
予価2,750円(本体2,500円)
※未刊
街の彼方の空遠く
高田 漣 著
私たちは四方を街に囲まれている、街に守られている──名もなき民衆の詩はサンプリングされ、レクイエムとなり、時空を超え高らかに響き渡る。壮大なデビュー小説、「吉祥寺」三部作誕生!
予価2,640円(本体2,400円)
踊れ、愛より痛いほうへ
向坂くじら 著
初小説にして芥川賞候補作となった『いなくなくならなくならないで』に続く、向坂くじらの小説第二弾! 幼い頃から納得できないことがあると「割れる」アンノは、愛に疑念を抱いていて――
予価1,870円(本体1,700円)
大正浪漫乙女恋譚抄
卯月 みか/天花寺 さやか/みちふむ/望月 麻衣 著
華麗なるモガの時代に、誰に虐げられようとも自らの幸せをつかもうと、たくましく、美しく、前向きに生きた麗しい4人の乙女の物語。
定価1,595円(本体1,450円)
○在庫あり
焼死体たちの革命の夜
中原 昌也 著
病に倒れる直前までに書かれた短篇を集成。馬に乗って新宿を彷徨う「あの農場には二度と」など、時代の危機を先取りする崩壊感覚と、生のあり方を問う真摯さに貫かれた世界水準の傑作。
定価3,256円(本体2,960円)
たのしい保育園
滝口 悠生 著
三歳のももちゃんとお父さんは日々、川べりや公園を歩く。過ぎていく時間と折々の記憶は、いつしか祈りへと昇華していく――。ニュートラルに子育てにたずさわる、新時代の「父」の物語。
定価2,200円(本体2,000円)
愛の獣は光の海で溺れ死ぬ
金子 薫 著
嘘(フェイク)の快楽か? 真実の絶望か? 究極の幻覚剤が蔓延する〈奇天座〉で、人間たちは、獣へと姿を変えてゆく。野間文芸新人賞受賞の鬼才による出口なき迷宮的デスゲーム。
札幌誕生
門井 慶喜 著
すべてはここからはじまった――幕末から大正にかけて、未知の土地・北海道にわたり、近代都市・札幌を作った、島義勇、内村鑑三、バチラー八重子、有島武郎、岡崎文吉の熱き物語!
定価2,475円(本体2,250円)
△3週間~
わたしハ強ク・歌ウ
山下 澄人 著
海へ行くことにしたその時、わたしは自分の旅とママが残した旅の記録を重ねて書くことにした。停留所の謎男、先住民たちの歓待、アンネの日記と火山の町……異次元の冒険譚が始まる!
定価2,640円(本体2,400円)
バックミラー
羽田 圭介 著
宝の持ち腐れのような袋小路に、僕はいた――。シニカルな笑いと冷徹な観察力で、都会の人々のままならぬ人生を写した、令和の《没落小説》、爆誕! 日常版「滅びの美学」――麻布競馬場推薦。
物語じゃないただの傷
大前 粟生 著
“男のくせにフェミニストやポリコレにおもねった”発信でメディアに引っ張りだこの後藤。ある日、職も金もない男・白瀬が、後藤の秘密を盾に「家に住ませろ」と脅してきて…渾身の衝撃作!
定価1,892円(本体1,720円)
熊はどこにいるの
木村 紅美 著
「わたし、殺しました、生みたての赤ちゃんを」──震災から7年の地で、身元不明の幼子をめぐり、4人の女たちの運命が、いま、動き出す。各紙誌絶賛! デビュー18年、著者最高傑作。
定価1,980円(本体1,800円)
假面の告白 初版本復刻版
三島 由紀夫 著
1949(昭和24)年に刊行、日本文学史を揺るがした自伝的書き下ろし小説の初版本を限定復刻。発表当時の「『假面の告白』ノート」「作者の言葉」も収録する。生誕100年記念出版。
定価3,960円(本体3,600円)
5分シリーズ+
魔法使いになれなかった女の子の話2
赤坂 優月 著
魔法使いにあこがれる少女・クルミと名家の令嬢・ユズが、魔法学校でまさかの受験失敗!? 夢破れた正反対なふたりの青春*魔法学園ファンタジー!全二巻。
定価1,430円(本体1,300円)
影を買う店
皆川 博子 著
「消えても仕方ないと思っていた、小さい野花のような、でも作者は気に入っている作品たち。幻想を愛する読者の手にとどきますように」――皆川博子鍾愛の幻想・奇想小説集。新装版。
定価2,750円(本体2,500円)
鹽津城
飛 浩隆 著
地球にとつじょ悪魔が現れ、不浄な世界は白く覆われんとしたとき、女、鮫を踏みてこの地に渡りきたりき……SF界の巨匠がおくる、新たなる国創りの物語。五年ぶり、待望の最新作品集。
愛らしい未来
高原 英理 著
そのとき、世界中から美しい悲鳴があがるだろう――愛らしいものを逃さない眼を持った「わたし」が出会った黒い人……(表題作)をはじめ、「夢の通路」「れいめい」が響き合う傑作作品集!
定価2,420円(本体2,200円)
ハイパーたいくつ
松田 いりの 著
迷惑系給金泥棒として職場で疎まれている「ペンペン」。鬱屈した毎日がついに限界を迎えたとき、壊れた言葉が壊れた風景を呼び起こす。リリカル系日常破壊小説、爆誕!第61回文藝賞受賞作。
定価1,650円(本体1,500円)
光のそこで白くねむる
待川 匙 著
墓参りに帰郷した「わたし」に語りかける、死んだ幼馴染の声。行方不明の母、蒙昧な神のごとき父、汚言機械と化した祖母……平凡な田舎に呪われた異界が立ち上がる。第61回文藝賞受賞作。
虹いろ図書館 司書のぼくと運命の一年
櫻井 とりお 著
来春から他部署へ異動することになった図書館の職員たち。司書として最後の一年を精一杯働く犬上さんのもとに、学校に行けなくなった火村ほのかが現れて――。大人気シリーズ感動の完結巻!
定価1,485円(本体1,350円)