河出書房新社
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日本文学
その糸を文字と成し(仮)
高野 知宙 著
高校生時に『ちとせ』でデビューした、現役大学生による待望の小説第二作目。不況や政治改革に揺れる激動の明治初期を舞台に、運命に引き裂かれた少年たちの葛藤と成長を描く感動作。
予価1,980円(本体1,800円)
※未刊
細長い場所
絲山 秋子 著
個であることをやめるとき――名前も記憶も肉体も失って、気配や残存となったわたしたちの心は最後に誰と、どんな旅をするのか。生と死のあわいに見る、懐かしいのに不思議な風景。
予価2,200円(本体2,000円)
昨日の肉は今日の豆
皆川 博子 著 日下 三蔵 編
敗戦の喪失、感染症の混乱。反転する社会のなか、独り生き続ける人々が見つめるものは――。幻想、ミステリ、詩歌を自在に横断し、言葉と物語の極致へ。皆川博子最新短編集。
予価2,750円(本体2,500円)
超シルバー川柳 vol.8(仮)
みやぎシルバーネット 編 河出書房新社編集部
大好評! 90~100歳越えの超ご長寿作のみだけのシルバー川柳傑作選・第8弾。長寿ならではの驚きと味わい深いユーモアに満ちた作品揃い。90歳以上の川柳名人へのインタビューも必読。
予価1,200円(本体1,091円)
対論 現場の作家たち 「新潮」元編集長は語る
前田 速夫 著
今、読んでおきたい、安部公房から上田岳弘に至る本物の作家たち24人を対にして論じることで、作家の問題意識が浮上する文学ガイド。「新潮」元編集長の眼識が光り、体験実話も豊富。
予価2,860円(本体2,600円)
典雅な調べに色は娘
鈴木 涼美 著
「まだ0時前、夜は長い」ーーコネ入社の会社で広報の仕事をしながら、潔く自由な「生(性)」の日々を過ごしているOLカスミ。ある日、何か始まりそうな出会いが!? 著者初の長編小説!
鴉は硝子のフリルで踊る
梅﨑 実奈 編
幻想的な作風の短歌を一つの世界に収めたい──詩歌棚を10年以上担当してきた書店員の「好き」を目一杯詰め込んだ宝箱のような短歌アンソロジー、誕生! 偏愛150首。
予価2,530円(本体2,300円)
謎屋珈琲店 21番目の挑戦
峰月 響介 著
報復の連鎖は、止められたのか……金沢市のミステリーカフェ「謎屋珈琲店」を舞台に、店主の峰月響介と友人兼ビジネスアドバイザーの樫原明が贈る珠玉のヒューマンミステリー、開幕!
目立った傷や汚れなし
児玉 雨子 著
誰かが欲しがっていれば、それはもうごみじゃない――フリマアプリの「せどりサークル」に加入した翠。物の価値を見極める活動に高揚する一方、休職中の夫への愛情は下降し……。
予価1,870円(本体1,700円)
京大生、出町にダイブ! 京都下町見聞録
青木 悠 著
進学を機に京都に引っ越した大学生は、思いがけず出町の商店街に魅了される。個性的な店主や古き良き街並み、想像よりも地域はずっと懐深い。気持ちがほっこり前向きになる、青春エッセイ!
予価1,760円(本体1,600円)
続 遠慮深いうたた寝
小川 洋子 著
神戸新聞連載エッセイ「遠慮深いうたた寝」などの最新エッセイを中心に、懐かしい思い出、創作をめぐる話、心に響く本と読書、ミュージカルや野球など、作家の日常を知る極上エッセイ集。
予価1,793円(本体1,630円)
三頭の蝶の道
山田 詠美 著
「男とか女とかじゃないのよ、文学に魅入られているか、いないか、なのよ」。女性作家が「女流」と呼ばれた時代、文学に身を捧げた女たちの創作の業を描く、著者40周年記念作。
いいことばかりは続かないとしても
大崎 清夏 著
自然と芸術を求めて旅して、山と海を移り住みながら見つけた、野生動物のように生きる方法――最注目詩人が紡ぐ、"センス・オブ・ワンダー"と"生への祈り"に満ちた傑作エッセイ。
予価2,090円(本体1,900円)
いのちの建築
手塚 貴晴/手塚 由比 著
「ふじようちえん」や「屋根の家」で知られる手塚建築研究所。建築の根底にあるテーマ「命」への真摯な眼差しを綴った、世界的建築家ユニットの思想が凝縮された初エッセイ集!
予価2,970円(本体2,700円)
太陽の讃歌
小檜山 博 著
最果ての北の地に生まれ育ち、極貧極寒のなか、人生を歩み続けた。絶望と挫折を繰り返し、くじけそうな心を支えてくれたのは人々の温もり──。生きる希望が湧いてくる感涙の名エッセイ。
マイメロディ クロミのあなたに届けたい世界の名言
河出書房新社編集部 編
マイメロディとクロミに癒されながら世界の名言を味わおう。素敵な日々を楽しむキーワードは「人とのつながり」「やりがいや夢」「私らしさ」。読むと心がほっこり温かく、元気になれる!
予価1,496円(本体1,360円)
罪と罪
堂場 瞬一 著
辿り着く先は、後悔か解放か――通り魔、殺人、資金洗浄、特高の罪、迷惑運転、泥棒、毒親、掏摸、盗撮、選挙違反、復讐、子どもの罪……堂場瞬一が描く12の「隣人の罪」。犯罪小説集!
おまえレベルの話はしてない
芦沢 央 著
夢を叶え孤独に壊れ続ける芝と、夢を諦めて社会的には成功した大島。夢に青春を食われた二人の、身をよじるほどの嫉妬、羨望、そして侮蔑――暗い激情の奔流に飲み込まれる著者の最高傑作!
予価1,815円(本体1,650円)
やさしい雪が降りますように
桃実 るは 著
「平和」な日常を送る高校生の六花。でも、この家には掘り出してはいけない蔓がある――。傷ついた心をやさしく包みこむ、瑞々しい「冬」の青春小説! 氷室冴子青春文学賞第5回準大賞。
クリスマス・イヴの聖徳太子
瀬戸 夏子 著
わたしの言葉を奪いにくるならわたしはお前の命を奪う──。三島由紀夫、穂村弘、BL、タワマン文学、木嶋佳苗etc. 稀代の歌人にして天性の批評家による言葉のレジスタンス。