- 受賞
- 全国学校図書館協議会選定図書
単行本 46 ● 208ページ
ISBN:978-4-309-02864-4 ● Cコード:0095
発売日:2020.03.21
定価1,760円(本体1,600円)
○在庫あり
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酒を旨く飲めるかは「つまみ」次第。文筆界の「左党」たちによる、お気に入りつまみについてのエッセイを集めたアンソロジー。呑兵衛たちにはたまらない下戸にもグッとくる36篇を収録。
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わが身辺に低廉の佳肴あり(檀一雄)
おつまみ(アーティショーその他)(伊丹十三)
三分おつまみ帳(牧野伊三夫)
ポテト・フライ(池波正太郎)
燗酒と自分で作る小さな酒の肴(川本三郎)
ちょっと一杯(山田風太郎)
思い出し肴(阿川佐和子)
久保万先生と酒肴(福田蘭童)
父(高橋みどり)
東京の下町、居酒屋はしご酒(抄)(島田雅彦)
丈夫なからだで「吉呑み」(東海林さだお)
会津をめぐる伝統の酒肴(抄)(宇能鴻一郎)
チーカマ放浪記(種村季弘)
寄席がハネたら行きたい店(柳家小満ん)
寄り合い酒にはナスの古漬け(椎名誠)
酒と肴のこと(田辺聖子)
九州@東京(江國香織)
あくなき執念の味(鴨居羊子)
酒、肴、酒(吉田健一)
蜻蛉返り(佐藤垢石)
干物と酒─さまざまな干物と酒の取り合わせを考える(古谷三敏)
おからでシャムパン(内田百閒)
シウマイ弁当de缶ビール(久住昌之)
アジのヒメノ式─上戸と下戸のあいだに流れる深い川(姫野カオルコ)
教え子の焼酎 ホタテ、エビ……串焼き肴に(小泉武夫)
酒のさかな(遠藤周作)
どぜう(獅子文六)
イカとビールとふぐ(吉村昭)
塩豆とビール(平松洋子)
葱(吉行淳之介)
みんでんなす(杉浦日向子)
突然出会う(角田光代)
海鼠(辰巳浜子)
貝鍋の歌(中谷宇吉郎)
最も日本的なもの(丸谷才一)
おつまみ作法(澁澤龍彦)
著者
伊丹 十三 (イタミ ジュウゾウ)
1933年生まれ。映画監督、俳優、エッセイスト、テレビマン、CM作家、商業デザイナーなど、興味のおもむくままに様々な分野の職業に分け入り、多彩な才能を発揮。翻訳も多数手がけた。1997年没。
角田 光代 (カクタ ミツヨ)
1967年生まれ。90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。著書に『対岸の彼女』(直木賞)、『八日目の蝉』(中央公論文芸賞)など。『源氏物語』の現代語訳で読売文学賞受賞。
島田 雅彦 (シマダ マサヒコ)
61年生まれ。83年『優しいサヨクのための嬉遊曲』でデビュー。他の著書に『彼岸先生』『退廃姉妹』『虚人の星』『絶望キャラメル』『君が異端だった頃』『パンとサーカス』等。
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