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単行本 A5 ● 568ページ
ISBN:978-4-309-20854-1 ● Cコード:0098
発売日:2022.07.20
定価13,200円(本体12,000円)
○在庫あり
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20世紀中国を代表する作家・日本研究者であり、兄・魯迅に比肩する知日派文人による自伝文学の最高峰。日中の文学・政治に対する深い洞察に満ちた第一級の史料、初の邦訳。
20世紀中国を代表する作家・日本研究者であり、
兄・魯迅に比肩する高い評価を得る知日派文人作家による
自伝文学の最高峰、初の邦訳!!
日本人、中国人、中国の文学・政治に対する深い洞察に満ちた回想録!
日本と中国をめぐる第一級の史料。
魯迅をはじめとする家族の思い出、紹興、南京、北京などの生活諸相、日本の衣食住や日露戦争前後の文化史的考察、科挙や北京大学での研究にまつわるエピソード、世界文学や日本文学との関わりなど、深い洞察に裏打ちされた香気あふれる散文集。
著者
周 作人 (シュウ,サクジン)
1885年中国浙江省生まれ。1906年兄の魯迅とともに渡日。辛亥革命後帰国し北京大学教授として、日本文学・ギリシャ文学の翻訳など多彩な文学活動を続ける。一時下獄。著書に『魯迅の故家』など。67年没。
劉 岸偉 (リュウ ガンイ)
1957年中国生まれ。東京工業大学教授。91年『東洋人の悲哀』でサントリー学芸賞受賞。2005年『小泉八雲と近代中国』で島田謹二学芸賞、12年『周作人伝 ある知日派文人の精神』で和辻哲郎文化賞受賞。
井田 進也 (イダ シンヤ)
1938年生まれ。比較思想史研究者・大妻女子大学名誉教授。『中江兆民全集』の編集などに携わる。著書に『中江兆民のフランス』、訳書に『世界の名著 モンテスキュー』など。2016年没。
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