河出書房新社
河出の本を探す
1041件中 1~20件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
外国文学
未来
ナオミ・オルダーマン 著 安原 和見 訳
テクノロジーと情報技術に支配された近未来。世界の終末を予測する未来予知デバイスをめぐって、テック企業の王者たちとその転覆を目論む"サバイバリスト"たちの壮大な情報戦がはじまる!
予価3,245円(本体2,950円)
※未刊
水の流れ
クラリッセ・リスペクトル 著 福嶋 伸洋 訳
いまこの瞬間の生を描くという不可能な試みが生み出した、比類なきイメージの奔流。ウルフ、マンスフィールドと並ぶ世界文学の巨匠リスペクトルの極北にして頂点がついに邦訳。
予価2,420円(本体2,200円)
影犬は時間の約束を破らない
パク・ソルメ 著 斎藤 真理子 訳
「一月一日、一日め。冬眠を開始した。」ソウル、釜山、温湯、大田、沖縄、旭川ーー約一か月の眠りにつく〈冬眠者〉と、それを見守る〈ガイド〉。韓国の稀有な才能による傑作。
メタルギア ソリッドV:ファントム・ペインをやりながら(仮)
ジャミル・ジャン・コチャイ 著 矢倉 喬士 訳
〈メタルギア ソリッドV〉をプレイしながら父の戦争の記憶にわけいる魔術的短編ほか、アフガニスタン系移民作家が切り拓くアメリカ文学の新地平。O・ヘンリー賞受賞受賞、傑作作品集。
予価2,750円(本体2,500円)
水曜生まれの子
イーユン・リー 著 篠森 ゆりこ 訳
表題作ほか11の短編を収録。喪失、孤独、秘密、愛情……深みのあるテーマを扱っている小説だが、率直ゆえの辛辣さのなかにユーモアを感じる。唯一無二の作家による待望の一冊。
予価2,640円(本体2,400円)
物語ることの反撃 パレスチナ・ガザ作品集
リフアト・アルアライール 編 藤井 光 訳 岡 真理 監修・解説
現代パレスチナを代表する詩人が編み遺した、ガザの若き作家たちによる23篇。過酷な「日常」を書き留め、暴力と占領に物語ることで抵抗する、魂の作品集。
定価2,992円(本体2,720円)
○在庫あり
ワンダ・ヒッキーの最高にステキな思い出の夜
ジーン・シェパード 著 若島 正 編訳
心躍るクリスマスのプレゼント、読書感想文と先生への初恋、喧嘩ゴマの決闘、プロムの夜のステキな思い出……ノスタルジアあふれるユーモア小説の鬼才の傑作を精選。本邦初の作品集。
定価2,970円(本体2,700円)
真訳 シェイクスピア傑作選 ロミオとジュリエット・夏の夜の夢・お気に召すまま・十二夜・冬物語・テンペスト
ウィリアム・シェイクスピア 著 石井 美樹子 訳
イギリス史研究を基に、作品の背景にある史実や風俗を読み解いた訳で、話題となった『真訳シェイクスピア四大悲劇』に続く第2弾! 戯曲執筆時の世界観を再現した6作品を収録。
定価5,280円(本体4,800円)
シャーロック・ホームズの世界 大図鑑
アンドルー・ライセット 著 日暮 雅通 訳
ホームズとドイルの共通点と相違点とは何か。世界的に最も評価の高い「ドイル伝」の著者による徹底分析! 初公開の写真や図版もオールカラーで多数掲載。独自の多角的アプローチの決定版。
定価4,950円(本体4,500円)
もうひとつの街
ミハル・アイヴァス 著 阿部 賢一 訳
プラハの古書店で見つけた菫色の本に導かれ、〈私〉は〈もうひとつの街〉に迷い込む。魚の祭典、硝子の像の地下儀式、悪魔のような動物たち──哲学的挑発に貫かれた、傑作幻想冒険譚。
定価1,210円(本体1,100円)
その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか
アグラヤ・ヴェテラニー 著 松永 美穂 訳
ピエロの父、曲芸師の母、踊り子のわたし。祖国を逃れ放浪生活を送る、サーカス一家末娘の無垢の物語。39歳で非業の死を遂げた伝説の作家による自伝的傑作。シャミッソー賞・ベルリン芸術賞受賞。
定価2,750円(本体2,500円)
響きと怒り
ウィリアム・フォークナー 著 桐山 大介 訳
家を去った放縦な長女への三兄弟の激しい想いを軸に、破滅の宿命を負うアメリカ南部の名家の悲劇を描く、愛と喪失の物語。世界文学の巨匠の代表作を、一気に読み通せる画期的新訳で。
定価3,960円(本体3,600円)
石灰工場
トーマス・ベルンハルト 著 飯島 雄太郎 訳
操業停止の石灰工場でコンラートはなぜ妻を射殺したのか。人間の最も暗い深みへ読者を導く衝撃作。81年にベルンハルト初訳書として刊行された伝説的な作品を40年を経て気鋭が新訳。
定価3,245円(本体2,950円)
吟遊詩人の世界
国立民族学博物館 監修 川瀬 慈 編
各地を広範に移動し、詩歌の歌い語りを通して世界を異化するアジア、アフリカの吟遊詩人たちを豊富な図版とともに紹介する。国立民族学博物館特別展「吟遊詩人の世界」解説書。
フィネガンズ・ウェイク Ⅰ・Ⅱ
ジェイムズ・ジョイス 著 柳瀬 尚紀 訳
『ユリシーズ』に続いて死の間際まで書き継がれ、20世紀最大の文学的事件とされる奇書の画期的全訳。ダブリン西郊の居酒屋を営む一家と、現実・歴史・神話が絡みあう重層的物語。
定価6,930円(本体6,300円)
△3週間~
フィネガンズ・ウェイク Ⅲ・Ⅳ
海に流れこむアナ・リディアの美しい独白で夢の言語は閉じられる。死と再生、墜落と上昇、循環と回帰。数千年の人類の歴史を一夜の夢に凝縮した、抱腹絶倒・複雑怪奇な円環的物語。
定価5,390円(本体4,900円)
フィネガンズ・ウェイク Ⅰ・Ⅱ/Ⅲ・Ⅳ セット
ジョイスが17年をかけて書きあげた究極の小説、世界初の完訳! 日本語表現の可能性を最大限に切り開いた渾身の訳業として大きな話題を呼んだ。30周年記念復刊。セット函入・分売不可。
定価11,000円(本体10,000円)
とるに足りない細部
アダニーヤ・シブリー 著 山本 薫 訳
1949年8月、ナクバ(大災厄)渦中のパレスチナ/イスラエルで起きたレイプ殺人と、現代でその痕跡を辿るパレスチナ人女性。二つの時代における極限状況下の〈日常〉を抉る傑作中篇。
定価2,200円(本体2,000円)
メトーデ 健康監視国家
ユーリ・ツェー 著 浅井 晶子 訳
ドイツで110万部超のベストセラー! 健康が義務とされ、科学最優先の健康維持システム<メトーデ>が国民の生活を管理。体という究極の個人情報がすべて筒抜けの近未来ディストピア小説。
定価2,640円(本体2,400円)
その国の奥で
J・M・クッツェー 著 くぼた のぞみ 訳
20世紀初めの南アフリカ。人里離れた農場に暮らす孤独な娘と、若い黒人女を得た父の葛藤を激しく暴力的に描く傑作。植民地社会の矛盾とディスコミュニケーション。映画化。新訳決定版。
定価3,190円(本体2,900円)