単行本 46変形 ● 212ページ
ISBN:978-4-309-24621-5 ● Cコード:0033
発売日:2013.06.19
定価2,420円(本体2,200円)
×品切・重版未定
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神経経済学や行動経済学の隆盛は、従来の経済学を変え得るのか? 実験経済学、進化心理学、複雑系、科学哲学……分野を異にする気鋭たちが問う、「経済学とはいったいどんな科学なのか?」
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●まえがき——いま、経済学の何が問題か……川越敏司
●行動経済学と神経経済学は標準的経済学を変えるのか(経済理論の立場から)……瀧澤弘和
●意思決定モデルの精緻化は何をもたらすのか(神経経済学の立場から)……下川哲矢
●脳と身体の機能が意思決定を規定する(生理心理学と認知神経科学の立場から)……大平英樹
●経済学と脳神経科学はどのような関係にあるのか(科学哲学の立場から)……吉田敬
●経済学の「認知革命」はどこまで進んだか(実験経済学の立場から)……川越敏司
●“心”抜きの経済学は社会を幸せにできるのか(進化心理学の立場から)……大坪庸介
●マックス・ウェーバーと心理学・精神物理学(経済思想史の立場から)……八木紀一郎
●自然化すれども還元せず(複雑系科学の立場から)……橋本敬
●あとがき ……川越敏司
著者
川越 敏司 (カワゴエ トシジ)
1970年、和歌山県生まれ。博士(経済学)。公立はこだて未来大学教授。専門は実験経済学、ゲーム理論。『実験経済学』『行動ゲーム理論入門』『はじめてのゲーム理論』など。
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