- 受賞
- 朝日
単行本 46 ● 296ページ
ISBN:978-4-309-24892-9 ● Cコード:0010
発売日:2018.10.27
定価1,980円(本体1,800円)
○在庫あり
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頭を空っぽにしなければ、行為できない……ベストセラー『動きすぎてはいけない』『勉強の哲学』で注目の哲学者が、「身体と行為」の本質へ迫る、待望の一冊! 千葉雅也十年の成果。
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目次
はじめに
意味がない無意味──あるいは自明性の過剰
Ⅰ 身体
思考停止についての試論──フランシス・ベーコンについて
ズレと元々──田幡浩一「one way or another」展に寄せて
パラマウンド──森村泰昌の鼻
不気味でない建築のために
Ⅱ 儀礼
世界の非理由、あるいは儀礼性──メイヤスー『有限性の後で』から出発して
あなたにギャル男を愛していないとは言わせない──倒錯の強い定義
さしあたり採用された洋食器によって──金子國義への追悼
四分三十三秒のパラダイス
Ⅲ 他者
美術史にブラックライトを当てること──クリスチャン・ラッセンのブルー
思弁的実在論と無解釈的なもの
アンチ・エビデンス──九〇年代的ストリートの終焉と柑橘系の匂い
動きすぎてはいけない──ジル・ドゥルーズと節約
Ⅳ 言語
言語、形骸、倒錯──松浦寿輝『明治の表象空間』
批判から遠く離れて──二〇一〇年代のツイッター
緊張したゆるみを持つ言説のために
此性を持つ無──メイヤスーから九鬼周造へ
Ⅴ 分身
独身者のソォダ水──長野まゆみについて
タナトスのラーメン──きじょっぱいということ
別名で保存する──『海辺のカフカ』をめぐって供される作品外
Ⅵ 性
マラブーによるヘーゲルの整形手術──デリダ以後の問題圏へ
エチカですらなく──中島隆博『『荘子』──鶏となって時を告げよ』
単純素朴な暴力について
力の放課後──プロレス試論
読者の声
毎日探すほどの意味なんてないけど
捨てるほど無意味でもないよ、そうだよね、
(りなてぃー さん/23歳 女性)
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