河出書房新社
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哲学・思想・宗教
創造するユートピア(仮)
クリステン・R・ゴドシー 著 高橋 璃子 訳
トマ・ピケティ絶賛! ユートピアは夢物語ではない。プラトンから現代まで、多様な共同体の豊富な実例を参照しながらより幸福な暮らしのあり方を考える、閉塞感に満ちた時代の希望の一冊。
予価2,915円(本体2,650円)
※未刊
グレーバー「万物の黎明」を読む
酒井 隆史 責任編集
国家は決して必然ではなく人類はこれを回避するために無数の営みを積み重ねていた――人類学と考古学の最新の知見から描かれた衝撃作を、さまざまな角度から考える。グレーバー入門を併録。
予価2,530円(本体2,300円)
ロシア宇宙主義
ボリス・グロイス 編 乗松 亨平 監訳 上田 洋子/平松 潤奈/小俣 智史 訳
再評価著しい思想「ロシア宇宙主義」の現代的意義を問う画期的アンソロジー。科学技術による死者の復活、人類進化による不死の達成。宗教、哲学、科学、共産主義など、重要エッセイを集成。
予価3,960円(本体3,600円)
無意識の正体(仮)
山竹 伸二 著
人間の行動や思考の多くは無意識的なものである。そのメカニズムを解明しようとする研究も少なくないが、そもそも無意識は私たちの生にとってどんな意味を持つのか、その本質を探究する。
予価2,310円(本体2,100円)
世界基準の教養 for ティーンズ
世界基準の教養 for ティーンズ はじめての哲学
戸谷 洋志 監訳 川野 太郎 訳 ジョーダン・アクポジャロ/レイチェル・ファース/ミンナ・レイシー 著 ニック・ラドフォード 絵
「人生の意味って?」「運命ってあるの?」「知識は本当に必要?」…素朴な疑問、人間関係のモヤモヤから深淵な問いまで、人生で繰り返し出会う問いを、自分の頭で考える力を養う入門書。
予価2,068円(本体1,880円)
傷の哲学、レヴィナス
村上 靖彦 著
人間は傷つき、傷つける。ケアの現場と現象学とを結ぶ泰斗が、「傷」から回復し他者と生き延びるための方途を哲学者レヴィナスとともに探ってゆく、真摯で新しいレヴィナス入門。
定価2,420円(本体2,200円)
○在庫あり
江戸の知をよむ 古典中国からの離脱と近代日本の始まり
今野 真二 著
江戸期、「中国」からの離脱が始まり、独自の「知」が形成された。それはいかにして可能だったか。反朱子学、白話小説、博物学、国学……徹底して具体的に当時のテキストをよみながら考察。
定価3,300円(本体3,000円)
災禍の神話学 地震、戦争、疫病が物語になるとき
沖田 瑞穂 著
厄災はなぜ、聖なる物語でなければいけなかったのか? ウクライナ侵攻、震災、コロナウイルス──私たちの生きる現在と神話を接続する、危機の時代の神話学。
14歳の世渡り術
論理の鬼 じょうずに考え、伝えるための〈論理〉入門
小野田 博一 著
中学生の誠は謎の転校生と、仮想世界の冒険を通して論理的に考える力を養っていく。超絶論理的な少女の正体とは? 論理学のエキスパートが物語&解説で贈る、〈対話〉のための論理入門!
定価1,562円(本体1,420円)
無用の効用
ヌッチョ・オルディネ 著 栗原 俊秀 訳
「役立たず」は「役に立つ」。自分を磨きたければ、無用の「知」に挑め。世界32カ国22言語で翻訳出版されたベストセラー。実用主義・効率主義がまかり通る現代への痛烈な批判。
定価2,475円(本体2,250円)
ぶれない心をつくる ポケット空海 道を照らす言葉
名取 芳彦 監修
迷いから抜け出し、前進する力を与えてくれる言葉を厳選。空海の教えは、時代の変化が大きい今こそ、あなたの生きる支えとなる。人間関係、仕事、お金、健康など悩みから自由になるヒント。
定価1,100円(本体1,000円)
不穏な熱帯 人間〈以前〉と〈以後〉の人類学
里見 龍樹 著
南太平洋でのフィールドワークと哲学・文学を交差させ、人類学を「外部としての自然」へ解き放つ新たなる思考。人類学的思考に通底する問いを?みだし、世界の見方を根底から変える衝撃作。
定価2,970円(本体2,700円)
フランシス・ベーコン 感覚の論理学
ジル・ドゥルーズ 著 宇野 邦一 訳
ドゥルーズ唯一の絵画論にして最も重要な芸術論。「器官なき身体」の画家ベーコンの〈図像〉に迫りながら「ダイアグラム」と「力」においてドゥルーズの核心を開示する名著。新装版。
定価3,520円(本体3,200円)
一冊でつかむ!教養入門
一冊でつかむ哲学
ポール・クラインマン 著 岩坂 彰 訳
哲学とはどのような学問か。ソクラテス、デカルト、カント、ニーチェら、主要な哲学者は何を探究していた? 哲学史上の重要な考え方とは? 一冊でざっくりつかめる速習入門講座。
定価1,892円(本体1,720円)
百歳の哲学者が語る人生のこと
エドガール・モラン 著 澤田 直 訳
100歳の哲学者、人生を語る――戦争のリアル、パンデミック……激動の一世紀を振り返り、歴史と人生の奥深さをシンプルな言葉で綴った、いまを生きるすべての人へ贈るメッセージ。
橋川文三 社会の矛盾を撃つ思想 いま日本を考える
中島 岳志/杉田 俊介 編
私たちにとって歴史とは何か。改めて歴史意識を取り戻すため、橋川文三を今、とらえ、読むための入門書。【巻頭対談】中島岳志×杉田俊介【入門】宮嶋繁明 他。
橋川文三とその浪曼
杉田 俊介 著
密やかに大きな影響を与えてきた戦後思想の小さな巨人・橋川文三の軌跡を、保田與重郎、丸山眞男、柳田國男、三島由紀夫との格闘を通して描き、その核心を甦らせる。
定価4,290円(本体3,900円)
ルドルフ・シュタイナー 思考の宇宙
中村 昇 著
「死は終わりでも始まりでもない。死と生はいまここで、つながっている」ルドルフ・シュタイナーが描く壮大な宇宙・人間観。彼は、現実の世界の先に何を見ていたのか。思想家の全貌に迫る。
吉本隆明 没後10年、激動の時代に思考し続けるために
河出書房新社編集部 編
揺れ動く時代に対峙し続けた吉本隆明の著作を、今どう読むか。吉本が見ていたものを私たちは見落としていないだろうか。これからも読み続けるための入門書。鹿島茂×小峰ひずみ/安藤礼二ほか
定価1,980円(本体1,800円)
絶滅への渇望 ジョルジュ・バタイユと伝染性ニヒリズム
ニック・ランド 著 五井 健太郎 訳
バタイユ読解を通じて、ニヒリズム/ペシミズムとしての〈哲学史〉を再構築し、人間を廃絶した先の世界を立ち上げる究極の無神論。加速主義の始まりを高らかに宣言する最も危険で過激な思想。
定価3,740円(本体3,400円)