ジャンル: 
  1. ノンフィクション

単行本

クロマジュツガヒソムクニミャンマーセイジノブタイウラ

黒魔術がひそむ国 ミャンマー政治の舞台裏

春日 孝之

単行本 46変形 ● 288ページ
ISBN:978-4-309-24979-7 ● Cコード:0036
発売日:2020.10.14

定価2,200円(本体2,000円)

○在庫あり

  • なぜ、国家元首の誕生日は最高機密なのか?――謎多きミャンマーの現代政治を、当地にいきづく「占い文化」を梃子にスリリングに描くノンフィクション。高野秀行氏、工藤年博氏推薦!

    なぜ、国家元首の誕生日は最高機密なのか?――日本では「敬虔な仏教国」として知られるミャンマーだが、その内実を読み解くには占星術や呪術、数秘術、手相術、ウェイザー(超能力者)信仰など、今も人々の暮らしに息づく「おまじない」の理解が必要不可欠だ。政治家の権謀術数に利用される黒魔術、予言通りに最高権力を得たアウンサンスーチーと国軍の水面下での攻防、謎のネピドー遷都の背後にあるもの、そしてクーデター計画で密かに作られた「呪いの人形」の存在……。大統領、国軍最高司令官から市井の人たちまでを幅広く取材し、文化人類学的手法を駆使した斬新な切り口でミャンマーの現代政治をスリリングに描いたノンフィクション。

    冒険作家の高野秀行氏が「痺れた」、ミャンマー研究(経済・政治)の第一人者である工藤年博氏が「驚嘆」と、絶賛の声続々!

    正統派ジャーナリストの敏腕ぶりと、
    黒魔術から内幕を暴くという奇策の二刀流に痺れた!
    画期的でスリリングなミャンマー読本。
    ――高野秀行氏(ノンフィクション作家)

    謎多きミャンマー、
    気鋭のジャーナリストがあぶり出したその「深層」に驚嘆!
    ――工藤年博氏(政策研究大学院大学教授、ミャンマー地域研究)


    ------------------------------------------------------------------
    春日孝之 かすが・たかゆき
    1961年生まれ。ジャーナリスト、元毎日新聞編集委員。1985年に毎日新聞社入社。95~96年、米国フリーダムフォーラム財団特別研究員としてハワイ大学大学院(アジア・中東史)に留学。ニューデリー、イスラマバード、テヘラン支局などを経て2012年よりアジア総局長。翌年ヤンゴン支局長を兼務。18年退職。ボーン・上田記念国際記者賞で4回の候補(イラン、ミャンマー報道でそれぞれ最終候補)。イラン報道では早稲田ジャーナリズム大賞最終候補。著書に『アフガニスタンから世界を見る』(晶文社、日本エッセイスト・クラブ賞最終候補)、『イランはこれからどうなるのか 「イスラム大国」の真実』(新潮新書)、『未知なるミャンマー』(毎日新聞社)がある。

  • はじめに
    プロローグ

    第1章 誕生日は国家機関
    生年月日とオカルト/黒魔術を除けるには……/テインセイン大統領の兄が明かす出生情報/政権の「お抱え占星術師」現る/漏らされた「国家機関」

    第2章 アウンサンスーチーと占星術
    アウンサン将軍も惹かれたスピリチュアル世界/予言「スーチーは国家指導者になる」/占星術は「サイエンス」/スーチーに次ぐ民主化運動闘士も占星術師/「暗闇で針穴に糸を通した」予言/スーチーとロヒンギャ問題、そして彼女の行く末

    第3章 ネピドー遷都の謎
    遷都のキーワードは数字の11/なせヤンゴンが首都ではダメなのか?/遷都を決めたのは誰だ?/ヤダヤ(厄払い)という「魔法の薬」/白象の並外れた存在感

    第4章 「呪いの人形」とクーデター
    計画の背後に「黒魔術師」/ネウィン一家が最も恐れた「ネウィンの死」/ネウィンの歴史的評価とオカルト趣味/ネウィンは当初、オカルト排除を目指した/「ビルマの鄧小平」キンニュンと占星術師/「呪いの人形」が暗示する「闇の奥」

    あとがき

著者

春日 孝之 (カスガ タカユキ)

1961年生まれ。ジャーナリスト、元毎日新聞編集委員。アフガン、イラン、ミャンマー報道でそれぞれボーン・上田記念国際記者賞候補。著書に『イランはこれからどうなるのか』、『未知なるミャンマー』ほか。

この本の感想をお寄せください

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお気軽にお寄せください。
投稿された内容は、弊社ホームページや新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。恐縮ですが、必ずご記入をお願いいたします。
※こちらにお送り頂いたご質問やご要望などに関しましては、お返事することができません。
あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちら




 歳