ベクトル、テロメア、量子コンピュータからゲノム編集まで、日常でモヤモヤしていた科学の用語、理論や考え方を精選。科学書翻訳の名手が、直観的な理解を助けるイラストとともに一挙解説！

ゲノム、ベクトル、人工知能、テロメア、量子コンピュータ……
モヤモヤしていたあの言葉が、ストンと理解できるビジュアル用語図鑑が刊行!

とてつもなく広大な宇宙から素粒子が不思議にふるまう超ミクロの世界まで、
AI時代のテクノロジー用語から生命誕生の仕組みまで、
科学書翻訳の名手が、世界に溢れる科学の言葉を厳選し、深くシンプルに紹介していきます。

"文系"と"理系"の境界が改めて注目される昨今ですが、「科学って難しい」「科学者の言うことはよくわからない…」と思ってしまう、その理由の一つは用語の問題です。
もともと日常になかった言葉、あるいは日常的な意味とは違う使い方をしているケースが、科学にはたくさんあります。
それゆえ、その用語の正確な意味どころか、イメージすら持つことができないまま、いつしか「知ってて当然だよね」となってしまうのです。
本書では、科学の各分野から今押さえておきたい用語を厳選して、その大まかな意味や、誤解しがちな事柄について、なるべく具体的なイメージが湧くようにイラストと文章で紹介しました。
ふだん使っていた言葉の語源が物理や地学の分野から生まれていたり、フレンドリーなイラストによって現象を理解することで、概念自体が深く腑に落ちたりと、視界が広がる爽快感を得られることと思います。