単行本 A5 ● 240ページ
ISBN：978-4-309-25684-9 ● Cコード：0074
発売日：2023.03.28
定価2,992円（本体2,720円）
○在庫あり
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平成映画史を作った作家の核心へ――染谷将太、三宅唱、空族、大九明子ら気鋭が、商業映画デビュー作「Helpless」の幻の初稿を含む未発表脚本を読み解き、青山真治のこれまでとこれからに迫る！
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目次
Introduction
樋口泰人 青山真治という映画の運動に寄せて
阿部和重 See The Sky About To Rain──きたるべき青山真治再生にそなえて
Interview
映画監督、俳優が語る青山真治
富田克也＋相澤虎之助（空族） 反発しつつ自分たちと比較しながらつねに意識していた人
三宅唱 ぜんぜん終わってないし、いまもつづいている
冨永昌敬 「もうおまえの映画は見ないよ」の心意気
染谷将太 作品に漂う「品」
大九明子 まずは自分がおもしろいと思うものをつくりつづける
甫木元空 いきなり変拍子になったり転調したりするけど一筆書きのように
Critique
渡邊英理 重力（ネイション）の彼方へ――中上健次と青山真治
田村千穂 青山映画の女たち――オムライスはもう作らない
須藤健太郎 まだないものはもうある、もうないものはまだある
細田成嗣 AA on AA――音楽と批評、あるいは間章的なるものへの生成変化
Scenarios
作＝青山真治
自由／Helpless（第一稿）／いまどきの夜
死の谷’95／駆け込み寺／メイクルーム
日本の生まれた日／NOWHEREVILLE
月の砂漠（第一稿）／仮面戦隊の夜明け
History
年表 パンス
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