単行本 46 ● 250ページ
ISBN:978-4-309-29094-2 ● Cコード:0073
発売日:2020.10.26
定価2,200円(本体2,000円)
○在庫あり
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どぶねずみの美しさとは何か。1985年にデビューして95年に解散した伝説にして奇蹟のバンド、ブルーハーツの軌跡を追いながら、その音楽と言葉がなぜ魂を震わせるのかに迫る渾身の書。
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本書に事実誤認に基づく記述がありました。謹んでお詫びし、以下のように訂正させていただきます。
本文7頁4行目
【誤】
ただ、ここで話している佐久間も、アナーキーの遠藤ミチロウもすでにこの世にいない以上
【正】
ただ、ここで話している佐久間はすでにこの世にいない以上
著者
陣野 俊史 (ジンノ トシフミ)
1961年長崎生まれ。文芸評論家、フランス文学者。現在、立教大学大学院特任教授。著書に『じゃがたら』、『戦争へ、文学へ 「その後」の戦争小説論』、『テロルの伝説 桐山襲烈伝』他多数。
読者の声
子どもを連れて家を出ました。最小限の荷物の中に『STICK OUT』と『DUG OUT』だけを詰め込みました。それからの生活で、この2枚はまさしく私のDUG OUTでした。高校生のときではなく、こんなオバサンになって救われるとは滑稽ですが、今でもブルーハーツの歌を必要としている人はいるのです。ハイロウズやクロマニヨンズも含め、もうどうしようもなく好きで貴書に辿り着きました。2020年にもなって一体なぜ? このタイトルはないんじゃない? と半信半疑でしたが、著者自身の迷いや戸惑いを認めながら真摯に考察する内容は読みごたえがありました。バージニア・ウルフの件は気になっていたことを代わりに調べていただいていて、感謝したいです。ハイロウズにも様々な論考のテーマが考えられますので、解散20周年の2025年に新刊を出してくれたらうれしいです。 (M さん/55歳 女性)
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