オール読み切り完全新作アンソロジー

河出文庫 お20-6

ノヴァ06

NOVA 6

書き下ろし日本SFコレクション

大森 望 責任編集

河出文庫 ● 456ページ
ISBN:978-4-309-41113-2 ● Cコード:0193
発売日:2011.11.08

定価1,045円(本体950円)

×品切・重版未定

  • 完全新作オール読切アンソロジー・シリーズ。ベテラン勢+新人特集。全十篇(宮部みゆき、牧野修、北野勇作、斉藤直子、蘇部健一、樺山三英、松崎有理、高山羽根子、船戸一人、七佳弁京)。

    著者コメント

    「オリジナル・アンソロジー《NOVA》シリーズの第6巻をお届けする。今回は、新人作家特集。中身の品質は責任編集者が保証しますので、ぜひお試しを。まだ学生の新人からキャリア30年余のベテランまで、10人の作家がそれぞれ腕によりをかけた新作中短編、お楽しみいただければさいわいです」(大森望)

  • ●斉藤直子「白い恋人たち」
     一部が見えない女体は、完全体よりエロティックなのである
    ●七佳弁京「十五年の孤独」
     人類史上初!軌道エレベーター人力登攀
    ●蘇部健一「硝子の向こうの恋人」
     三年前に死んだ“運命の人”を救うのは、ぼくだ。――王道タイムトラベル・ロマンス
    ●松崎有理「超現実な彼女 代書屋ミクラの初仕事」
     ♪すべてが なぞ で いみふめい――超純情な青年の唄
    ●高山羽根子「母のいる島」
     十六人の子宝に恵まれた母の意志を、娘たちは受け継いだ
    ●船戸一人「リビング・オブ・ザ・デッド」
     高校演劇部をめぐる三人の女。うち二人は死んだ。これは殺人の告白だ
    ●樺山三英「庭、庭師、徒弟」
     地下、密林、川、山、廃墟……無限に続く世界を知るには、歩くしかない
    ●北野勇作「とんがりとその周辺」
     あのとんがりは、人を乗せて月まで行ったという
    ●牧野修「僕がもう死んでいるってことは内緒だよ」
     二年にわたりおいらの家は燃えている
    ●宮部みゆき「保安官の明日」
     人口八二三人の町に起きた、女子大生の拉致監禁事件。カードがまた揃ったか……

著者

大森 望 (オオモリ ノゾミ)

1961年、高知県生まれ。翻訳家。書評家。責任編集を務めた『NOVA』全10巻で第34回日本SF大賞特別賞を受賞。訳書にウィリス『航路』、劉慈欣『三体』(共訳)他。編著に『ベストSF』シリーズ他。

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