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河出文庫 文庫 ● 288ページ
ISBN:978-4-309-41860-5 ● Cコード:0121
発売日:2021.12.07
定価1,100円(本体1,000円)
○在庫あり
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激動の戦国時代、いかなる日本語が話され、書かれ、読まれていたのか。武士の連歌、公家の日記、辞書『節用集』、キリシタン版、秀吉の書状……古代語から近代語への過渡期を多面的に描く。
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はじめに
序 章 五百年前の日本語はどんな日本語か
第一章 漢文で書かれていた公家の日記
第二章 中世の辞書『節用集』から見えてくる室町時代
1 見出し項目となっている動物
2 見出し項目となっている人物
3 こんな語も見出し項目に
第三章 宣教師の時代の日本語
1 ローマ字本だからわかること
2 『日葡辞書』からわかること
3 平仮名・漢字交じりの国字本からわかること
4 秀吉・家康にも愛された日本語の名手──通事ロドリゲス
第四章 豊臣秀吉のリテラシー
終 章 室町時代を「環状彷徨」する
おわりに
文庫版あとがき
解説 異言語として母語を見る方法(山本貴光)
著者
今野 真二 (コンノ シンジ)
1958年生まれ。清泉女子大学教授。日本語学専攻。『図説 日本語の歴史』『図説 日本の文字』『戦国の日本語』『ことばあそびの歴史』『学校では教えてくれない ゆかいな日本語』など著書多数。
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