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河出文庫 文庫 ● 512ページ
ISBN:978-4-309-41920-6 ● Cコード:0110
発売日:2022.10.06
定価1,793円(本体1,630円)
○在庫あり
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鶴見俊輔の原点にして主著ともいえる前期-中期の名アンソロジー、初めての文庫化。鶴見自身が自身の全作品のなかで最も気に入っていたという論考「かるた」を収録。
「子供の頃の疑問の幾つが、今残っているか」(「かるた」より)。
幼少期の記憶、米国留学で接したプラグマティズムの伝統、戦地で経験する「思想」の試練……。
「言語」「コミュニケーション」との格闘に始まる前半期の主著、初めての文庫化。
【目次】
Ⅰ
言語の本質
現代アメリカのコミュニケイションの諸相
日本語と国際語
哲学の言語
二人の哲学者――デューイの場合と菅季治の場合
円朝における身ぶりと象徴
わたしのアンソロジー
Ⅱ
国民文化論
岩手の保健
ヴァイキングの歴史
偏見について
日本思想の特色と天皇制
日本の折衷主義
Ⅲ 私の本
かるた
苔のある日記
戦争のくれた字引き
退行計画
あとがき
初稿発表覚え書
解説 黒川創
人物索引
事項索引
著者
鶴見 俊輔 (ツルミ シュンスケ)
1922年生まれ。哲学者。 雑誌「思想の科学」発行の中核を担い、ベ平連など社会運動にも携わる。評論も多く、その対象は社会問題から小説、大衆芸術までと幅広い。『鶴見俊輔集』『鶴見俊輔書評集成』など。
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