- 受賞
- 日本図書館協会選定図書
単行本 46 ● 438ページ
ISBN:978-4-309-61393-2 ● Cコード:0339
発売日:2000.08.20
定価4,180円(本体3,800円)
×品切・重版未定
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日本全国に伝説が残る河童は、実は近世に発見された幻獣とも言える。水神信仰、人形起源譚ほか、柳田國男や折口信夫の民俗学的アプローチから始まる一級の研究資料や論文を初めて集大成した貴重な著作集。
著者
小松 和彦 (コマツ カズヒコ)
1947年、東京都生まれ。国際日本文化研究センター名誉教授。専門は文化人類学、民俗学。『妖怪文化入門』『妖怪学新考』『異界と日本人』『聖地と日本人』など著書多数。
柳田 国男 (ヤナギタ クニオ)
1875年兵庫県生まれ。農商務省勤務、貴族院書記官長を経て、1930年代以降は民俗学の著作に専念し、研究会や雑誌を主宰した。おもな著書に、『遠野物語』『木綿以前の事』『海上の道』など。1962年没。
折口 信夫 (オリクチ シノブ)
1887年大阪生まれ。国文学者・民俗学者・歌人。釈迢空を号とした。国学院大学卒業後、栁田國男に師事。独自の境地を開いた。代表作に『古代研究』、詩集『古代感愛集』、小説『死者の書』など。1953年死去。
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