- 受賞
- 全国学校図書館協議会選定図書
単行本 46 ● 168ページ
ISBN:978-4-309-61763-3 ● Cコード:0395
発売日:2024.04.26
定価1,562円(本体1,420円)
○在庫あり
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「友人がいない」「価値観が合わない」「疎遠になってしまった」etc.友だち付き合いに悩んだら読んでほしい一冊を、金原ひとみ、宇垣美里、松村圭一郎ほか多様な書き手が紹介する読書案内。
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I 息苦しい関係から自由になる
溶ける読書 ――金原ひとみ[作家]
『ジャクソンひとり』安堂ホセ
かっこいい孤独 ――大前粟生[作家]
『東京ヒゴロ』松本大洋
学校という小さなハコの外へ ――隈研吾[建築家]
「ヨオロッパの世紀末」吉田健一
友達のいない僕の物語 ――金原瑞人[翻訳家]
『それは誠』乗代雄介
本心なんて、言わなくていい ――町屋良平[作家]
『ポリティカル・コレクトネスからどこへ』清水晶子、ハン・トンヒョン、飯野由里子
その枷を外す方法 ――日比野コレコ[作家]
『きみの友だち』重松清
II 友だち関係、こんなとき、どうする?
どんな悩みにも答えてくれる魔法の本 ――米光一成[ゲーム作家]
『タロット占いの教科書』賢龍雅人
どこも自分の居場所じゃないような気がするとき ――篠原かをり[動物作家]
『ぐるんぱのようちえん』西内ミナミ 作、堀内誠一 絵
友だちの話を聴けているだろうか?と不安になったとき ――尹雄大[作家・インタビュアー]
『モモ』ミヒャエル・エンデ 著、大島かおり 訳
「世界で一番自分がつらい」と感じたとき ――武田綾乃[作家]
『ブレイブ・ストーリー』宮部みゆき
本当に友だちは必要なんだろうか?と思ったとき ――三宅香帆[評論家]
『最愛の子ども』松浦理英子
ともだちと価値観が合わないと思ったとき ――宇垣美里[アナウンサー]
『本屋さんのダイアナ』柚木麻子
仲が良かった友だちと疎遠になってしまったとき ――清田隆之[文筆業・「桃山商事」代
表]
『拝啓 元トモ様』TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」&「アフター6ジャンクション」 編
III 人間関係の「そもそも」を考えてみる
「友だち」をどう説明する? ――飯間浩明[国語辞典編纂者]
『三省堂国語辞典 第八版』見坊豪紀、市川孝、飛田良文、山崎誠、飯間浩明、塩田雄大 編
友だちになりたい人にはどう近づく? ――松村圭一郎[文化人類学者]
「贈与論」マルセル・モース 著、森山工 訳
友達を「許せない」と感じたらどうするか ――戸谷洋志[哲学者]
「情念論」デカルト 著、井上庄七、森啓、野田又夫 訳
人間関係における「正解」探しの末路 ――読書猿[著述家]
『遥かなるマナーバトル』たむらゲン
友だちとは危険な存在? 友人関係が描かれない『殺人出産』と『DEATH NOTE』――渡辺祐真[書評家]
『殺人出産』村田沙耶香
「なじむ」ための摩擦 ――足立幸志[摩擦研究者]
『求めない』加島祥造
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