単行本 A4変形 ● 128ページ
ISBN:978-4-309-92123-5 ● Cコード:0070
発売日:2017.03.14
定価1,320円(本体1,200円)
△3週間~
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1964年の東京オリンピック以降、時代を彩った巨匠グラフィック・デザイナーをはじめ、活躍が期待される若手デザイナーを紹介し、日本グラフィックの至高性や重要性を再定義する1冊。
日本・グラフィック・デザインの探求 特集
近年、グラフィック・デザインに対する不信感や懐疑的な空気が蔓延する事件が相次ぎ、「デザイン」離れを感じざるをえない昨今。創刊以来、国内はもちろんのこと、世界中のヴィジュアル・カルチャーを見つめてきた+81だからこそ、今一度、戦後以降、1964年の東京オリンピック、そして現在まで、日本におけるグラフィック・デザインの発展過程を検証した。それにより、日本グラフィック界の至高性を再認識するだけではなく、グラフィック・デザインの重要性を再定義するような、戦後から現在、近未来への道筋を示す、日本グラフィック史を網羅した1冊となっている。
巻頭では、64年の東京オリンピックにおけるクリエイションを手がけた亀倉雄策にフォーカスを当てつつ、60年代、70年代、80年代と時代を築いてきた巨匠デザイナーにインタビューを刊行。その当時のデザイン界の情勢から、代表作の制作背景、そして未来へのメッセージなどの話を聞いた。続く第2特集では、日本のグラフィック・デザイナー/デザインに多大な影響を受けた海外デザイナーを取材。その作品との出会いや衝撃を受けた理由、俯瞰的に捉えた日本グラフィックについて、そしてその作品が自身の活動にどのような影響を及ぼしているかなど、世界的なデザイナーのバックグラウンドに迫る。最後に現在進行形で活躍するグラフィック・デザイナーを8人ピックアップ。ユニークなアイデアを起点に、独自の表現手法や多角的なアプローチから生まれる、彼ら特有のヴィジュアルを紹介しながら、新鮮で誠実な彼らの言葉を届ける。
巻頭を彩った大御所と巻末の現世代デザイナーとの作風や制作手法、グラフィック・デザインに対する考え方や感覚などの相違点、あるいは類似点を感じることができる他、読者によってさまざまな視点で楽しめる内容となっている。
--Main Interviews--
亀倉雄策 Yusaku Kamekura
永井一正 Kazumasa Nagai
勝井三雄 Mitsuo Katsui
浅葉克己 Katsumi Asaba
井上嗣也 Tsuguya Inoue
奥村靫正 Yukimasa Okumura
立花ハジメ Hajime Tachibana
--The Inspiration from Japan Graphics--
John Warwicker
Jonathan Barnbrook
Non-Format
Theseus Chan
--Pick Up Japanese Graphic Designers “TODAY"--
STEVE NAKAMURA
千原徹也 Tetsuya Chihara
大原大次郎 Daijiro Ohara
吉田ユニ Yuni Yoshida
安田昂弘 Takahiro Yasuda
一ノ瀬雄太 Yuta Ichinose
上西祐理 Yuri Uenishi
城下沙緒里 Saori Shiroshita
著者
ディー・ディー・ウェーブ (ディー・ディー・ウェーブ)
現在、世界16ヶ国で販売され高い評価を得る「81」。2001年、New York Art Directors ClubでMerit賞を受賞。
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