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旅の文化研究所 (タビノブンカケンキュウジョ)
「旅」を広く文化として捉え、「旅の文化」のもつ意義を人間的・学際的・国際的な立場から解明しようという理念のもとに、1993年に設立。旅に関する調査・研究、出版、研修・教育を行っている。神崎宣武/石井正己/山本志乃/桂南喬/佐伯順子/加門七海/小田晋。
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歴史・地理・民俗
旅と観光の年表
旅の文化研究所 編
江戸から昭和まで、道、鉄道や宿といった旅の装置から、団体旅行・修学旅行など旅行の形態、旅行業、習俗、文芸・出版まで、旅・観光とそれに関連する事項をまとめたわが国初の年表。
定価10,450円(本体9,500円)
×品切・重版未定
絵図に見る東海道中膝栗毛
十返舎一九の描いた弥次郎兵衛・喜多八の珍道中を、ストーリーをたどり、挿絵をすべて収録して解説。あわせて江戸の旅を、笑い、性、悪と狂気、街道、異界などから分析。
定価2,420円(本体2,200円)
絵図に見る伊勢参り
江戸時代、多くの人が伊勢に詣でた。この情景を描いた『伊勢参宮名所図会』の中から、旅人の風俗、街道の店、内宮・外宮の社、祭事などの図を一つ一つとりあげて解説。絵で見る参詣の旅。
定価2,200円(本体2,000円)
落語にみる江戸の「悪」文化
平和な江戸時代にも犯罪はあった。落語のなかには、泥棒、博打、詐欺はもちろん、殺人さえ描かれている。「鰍沢」「牡丹燈籠」「死神」などを題材に、江戸に花開いた悪の文化を探求する。
定価1,980円(本体1,800円)
落語にみる江戸の食文化
「時そば」「素人鰻」「二番煎じ」「ふぐ鍋」「目黒の秋刀魚」などの落語を材料に、江戸時代の食文化を、食材、食器、食べ物屋、道中の食事、殿様の食卓と、多方面から考察する。
落語にみる江戸の酒文化
落語の中の酔っぱらいは重要な登場人物、酒も欠かせない小道具である。「長屋の花見」「らくだ」「芝浜」などおなじみの噺を題材に、江戸っ子の非日常世界の楽しみをたずねる。
落語にみる江戸の性文化
「錦の袈裟」をはじめ、落語の中には、遊里の遊び、不倫など、当時の「性」意識がみられるものが数多くある。民俗学、社会学、精神医学などの立場から、江戸の性について考察する。
落語にみる日本の旅文化
江戸の中・後期から庶民の旅は大きな発達をとげた。その様子は、落語の中にうかがうことができる。「大山詣り」「三人旅」など旅を演じた落語を素材に、旅の習俗を探る。
定価2,456円(本体2,233円)