河出書房新社
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川村 湊 (カワムラ ミナト)
1951年、北海道生まれ。文芸評論家、法政大学名誉教授。『戦後文学を問う』『海を渡った日本語』『闇の摩多羅神』など著書多数。
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歴史・地理・民俗
熊神 縄文神話を甦らせる
川村 湊 著
諏訪信仰、熊野信仰には謎が多い。その謎の彼方の底に、隠されていた「熊」への信仰が浮かび上がってきた。西洋、北方民族、アイヌの文化も参照しながら、隣人=隣神への畏怖を解き明かす。
定価3,190円(本体2,900円)
○在庫あり
日本文学
左川ちか モダニズム詩の明星
川村 湊/島田 龍 責任編集
いま熱い注目を浴びる夭折の天才詩人・左川ちか。その出自や時代を検証しつつ、鮮烈な魅力の起源と未来をさぐる待望の一冊。対談=井坂洋子+松浦寿輝、寄稿=堀江敏幸、柴田元幸、他
定価2,200円(本体2,000円)
闇の摩多羅神 変幻する異神の謎を追う
天台宗系の寺院の常行堂などの「後戸」に秘められた秘仏である「摩多羅神」。この大陸由来の、秦氏と深く関わる、申楽の後戸の神であり、宿神、翁神でもある“踊る神”の謎に本格的に迫る。新装版。
定価2,420円(本体2,200円)
△3週間~
海峡を越えた神々 アメノヒボコとヒメコソの神を追って
天孫降臨神話の原型は、「東明王神話」に求められるなど、日韓神話は密接である。騎馬民族説の象徴ともいえるアメノヒボコを追う。
×品切・重版未定
政治・経済・社会
河出ブックス
原発と原爆 「核」の戦後精神史
ゴジラと放射能恐怖映画から、アトム、ナウシカ、「原発文学」の数々まで、様々な文化現象を世相に重ね合わせながら読み解き、原発と原爆(=「核」)をめぐる時代精神を浮き彫りにする。
定価1,430円(本体1,300円)
狼疾正伝 中島敦の文学と生涯
『山月記』『李陵』『名人伝』から『北方行』『南島譚』や短歌まで……時空を超えて躍動する作品世界の全貌と、33年で燃え尽きた〈狼疾の人〉の生涯を描ききる決定版評伝。
定価3,520円(本体3,200円)
天台宗系の寺院の常行堂などの「後戸」に秘められた秘仏である摩多羅神。この大陸由来の、秦氏と深く関わる、申楽の後戸の神であり、宿神、翁神でもある“踊る神”の謎に本格的に迫る。
紙の中の殺人 探偵・幻想・少女
我が国が生んだ特異な少年・少女文化の影を、足穂や尾崎翠の文学に追いながら、密室なき紙の密室殺人というイメージで照らし出す評論集。
定価2,136円(本体1,942円)