河出書房新社
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塚本 邦雄 (ツカモト クニオ)
1920年生まれ。2005年没。歌人。51年、第1歌集『水葬物語』刊行、以後、岡井隆、寺山修司らと前衛短歌運動を展開。現代歌人協会賞、詩歌文学館賞、迢空賞、斎藤茂吉短歌文学賞、現代短歌大賞など受賞。
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文庫・新書
連弾
塚本 邦雄 著
未来を失った天才ピアニストをめぐる傑作愛憎劇「連弾」、謎めいた女主人が古鏡の彼方へといざなう幻想文学の名品「かすみあみ」など五篇を収録。全集未収録、伝説の短篇集、初の文庫化!
定価1,177円(本体1,070円)
○在庫あり
夏至遺文 トレドの葵
塚本邦雄は短篇小説を「瞬篇小説」と名付けるほど愛し、多くの作品を遺した。その中でも特に名高い瞬篇小説集『夏至遺文』、「虹彩和音」「空?昇天」を含む『トレドの葵』の二冊を収録する。
定価1,155円(本体1,050円)
日本文学
ことば遊び悦覧記
回文、折句、いろは歌、円形詩……古今東西の詩歌における多彩な言語遊戯を、現代短歌の鬼才が蒐集、解読・鑑賞とともに贈る。知的悦楽に満ちた空前絶後のアンソロジー。新装版。
定価3,135円(本体2,850円)
菊帝悲歌 小説後鳥羽院
帝王のかく閑かなる怒りもて割く新月の香のたちばなを――新古今和歌集の撰者、菊御作の太刀の主、そして承久の乱の首謀者。野望と和歌に身を捧げ隠岐に果てた後鳥羽院の生涯を描く、傑作歴史長篇。
定価968円(本体880円)
紺青のわかれ
失踪した父を追う青年、冥府に彷徨いこんだ男と禁忌を破った男、青に溺れる師弟、蠢く与那国蚕――愛と狂気の世界へといざなう十の物語。現代短歌の巨星による傑作短篇集、ついに文庫化。
定価1,078円(本体980円)
十二神将変
ホテルの一室で一人の若い男が死んでいた。所持していた旅行鞄の中には十二神将像の一体が……。秘かに罌粟を栽培する秘密結社が織りなすこの世ならぬ秩序と悦楽の世界とは? 名作ミステリ待望の復刊!
定価990円(本体900円)
定価704円(本体640円)
×品切・重版未定
定家百首
和歌史上にそびえたつ耽美派歌人・藤原定家――その家集『拾遺愚草』の中から秀歌百首を選び、一首一首に詩形式の訳を付け、かつ精密・明快・独得の評釈をほどこして定家和歌の醍醐味を味わい尽くす。
定価449円(本体408円)