河出書房新社
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柿沼 瑛子 (カキヌマ エイコ)
1953年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部日本史学科卒業。訳書にハイスミス『キャロル』『リプリーをまねた少年』、エドマンド・ホワイト『ある少年の物語』他。共編著に『女性探偵たちの履歴書』他。
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文庫・新書
水の墓碑銘
パトリシア・ハイスミス 著 柿沼 瑛子 訳
ヴィクの美しく奔放な妻メリンダは次々と愛人と関係を持つ。その一人が殺害されたとき、ヴィクは自分が殺したとデマを流す。そして生じる第二の殺人……傑作長編の改訳版。映画化原作。
定価1,210円(本体1,100円)
○在庫あり
リプリーをまねた少年
犯罪者にして自由人、トム・リプリーのもとにやってきた家出少年フランク。トムを慕う少年は、父親を殺した過去を告白する……二人の奇妙な絆を美しく描き切る、リプリー・シリーズ第四作。
定価1,320円(本体1,200円)
キャロル
クリスマス、デパートのおもちゃ売り場の店員テレーズは、美しい人妻キャロルと出会う。二人を待つ運命を彼女たちはまだ知らない……サスペンスの巨匠ハイスミス、幻の恋愛小説。映画化原作ベストセラー。
定価902円(本体820円)
△3週間~
外国文学
燃える図書館 ベスト・エッセイ:70s-90s
エドマンド・ホワイト 著 柿沼 瑛子 訳
アメリカでもっとも卓越したゲイ作家・ホワイトの初のエッセイ集。ゲイの抑圧と解放を身をもって生きた“証人”としての発言には重みがある。1970~90年代アメリカの文化・文明論でもある。
定価4,180円(本体3,800円)
×品切・重版未定
《トム・リプリー・シリーズ》第四作。犯罪者にして自由人であるトムを慕うフランク少年とトムの危険な関係は、「父親殺し」を軸に急展開をする。犯罪が結んだ、男と少年の危険な関係を描く!
定価1,046円(本体951円)
イーディスの日記 上
新天地にかけた夢とその無惨な崩壊。そんなときイーディスに残されたものは一冊の厚い日記帳だけであった。やがて彼女は日記に描かれたもうひとつ別の世界、彼女自身の幻想と狂気の中に逃避して行く――。
定価726円(本体660円)
イーディスの日記 下
寝たきりの伯父と何についても無気力な息子。息のつまるような現実のなかで、イーディスは次第に自ら狂気に陥って行く。やがて彼女は日記に書き残す――「現実と夢の世界との差は、耐えられない地獄だ」。
定価748円(本体680円)